13話 ページ14
ymmt side
今回初めて一緒に仕事するライターさん
最近Web記事も凄い人気だって話を聞いた
何度か大会でも見かけたし、クイズが強いことも知ってる
でも、なぜこんなに笑わないのだろう…
勿論会議中だし、笑う場面ではないのは確かだけど、
にこりともしないし、少し不思議に感じる
違和感というか…少し怖いのかな？
伊「これからとりあえずこんな感じの予定で…」
伊沢さんが予定を提示する
「すみません、この箇所なんですけど、こっちはこうしてった方が効率的だし、ミスも起こりにくいと思います」
伊「…。たしかにそっちの方がいいな…すまん！訂正しといてくれ笑Aさん助かった笑」
「いえ、全然」
伊沢さんに褒められてもにこりともしない…
やはりなんとなーくとっつきにくい雰囲気を感じる
伊「じゃあ、今回は基本的に山本中心で進めていくから」
山「はい、わかりました」
志「了解です」
伊「後は頼んだ！」
伊沢さんは部屋を出ていく
今回は僕が中心に進めていかなきゃいけない。
Aさんとも、ちゃんと話さないと…
少し不安を感じながらも頑張ろうと誓った
：
：
：
：
：
：
志「山本さん、ここまで終わりました。チェックお願いします」
山「ありがとう！！」
作問しては、真偽チェックの繰り返し。
まぁ後２日の辛抱。頑張らないと。
「お疲れ様です。何か手伝うことあればやります」
志「じゃあこっち分よろしく」
「わかりました」
Aさんは1年生で授業数も多いはずなのに、
急いでオフィスに来て仕事を手伝ってくれる
真面目で頑張り屋だってことはわかった。
全然笑わないけど…。
山「ふぅ…」
流石に目が疲れてきた
少し伸びをするとコトっと何か置かれた音がする
「これ、どーぞ。もう何時間も休憩なさってないので…」
山「あ、ありがとう…」
「いえ、後こっち終わったのでデータ送っときます」
山「わかった…」
てきぱきと動くAさんに呆気をとられる。
自分もこれだけの仕事をこなしてるのに、
他の人のことにも気付いて優秀としか言いようがない
山「ん。うまい」
入れてくれたコーヒーを飲みながらふと考えた
：
：
：
：
：
：
伊「うん。オッケー！」
志「よかったー笑」
山「おわりー！！笑」
伊沢さんからのOKもでて、今回の仕事は終わり
自分が中心となって動いてたし、うまくいって少しほっとする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵 | 作成日時：2020年6月30日 0時
