41話 ページ42
you side
「ふぅ…」
一本ずつ撮影が終わり、休憩
やっとメイクもなおし終わってちょっとだけ編集
机とスペースを貸してくれた
QuizKnockの皆さんには本当に感謝だ
山「A〜？」
ドアの方を見るとひょこっと顔を出してる
山本さんがいた
「どうしました？」
編集の手を止め声をかけると
部屋に入ってきて隣に座ってくる
山「ご飯！食べ行かない？」
「あ、そういえば食べてない…」
お昼食べなきゃなんて思ったのに
編集に意識が向いちゃって忘れていた
山「ずーっと仕事してる感じだから声かけるのよくないかなって思ったんだけど、お昼食べないと後半戦乗り切れないよ〜？笑」
「そうですね笑是非ご一緒させてください！」
山「よかった！笑行こう！笑」
2人でオフィスを出る
山「たこ焼き、食べいく？笑」
「食べたいです！笑」
山「じゃあいこ！笑Aが食べたいっていうから僕も食べたくなっちゃったよ〜笑」
「美味しいですもんね！笑」
なんで2人で喋りながらお店に向かう
コロコロ表情が変わる山本さんを見てると
なんだか心がポカポカしてくる。
こういう所が山本さんのいい所なんだろうな…
なんでぼーっと考えていると
山「Aは何にする〜？」
と覗き込んでくるから少しドキッとする
「ど、どうしようかな！」
悩んでるフリをして心を落ち着かせる
本当にQuizKnockの皆さんは心臓に悪い…
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ymmt side
ご飯を食べ終えて2人で並んできた道を戻る
「おいしかったぁぁ…」
隣に並んで歩いているAは
今でも幸せそうな顔をしている
本当に美味しそうに食べるから
見てるこっちが嬉しくなってしまう
「付き合ってくださってありがとうございます！」
山「一緒にご飯食べたかったしいいの！笑」
「えへへ笑」
前よりもAにどんどん近づけてるように感じる
それがすごく嬉しい
「ふふふ〜ふ〜ん♪」
山「それなんの歌？」
「今できたメロディーです！笑山本さんと話してたらなんとなく浮かんできて笑」
山「えぇー！凄い！笑」
「それだけ楽しかったからだと思います！笑」
なんて笑って鼻歌を歌ってるのを見たら、僕といるからそんなに嬉しそうなのかなって考えが頭に浮かぶ
少しは期待しちゃうって…
まぁ…なんて心の中では思ってたって
この鈍感さん気付くはずもないんだけどさ…笑
この帰り道がずっと続けばいいのに
なんて思いながらオフィスへ向かった
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作者名：向日葵 | 作成日時：2020年4月3日 0時
