QuizKnock×YouTuber (ページ33)

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32話ページ33

fkr side

Aと別れて河村と一緒に帰る

福「どうだった？初めて話して」

河「うーん。不思議な人だなとは思ったけど」

福「まぁそれは確かに」

河「なんか他の人とは違うっていうか…天才肌なのかなとは思った」

福「あ～なんとなくわかる笑メモしてるときの集中力とか凄かったもんね笑」

河「あんまり見ちゃいけないかなって思ってチラッとしか見てないけど、すごい量の文字が書いてあった」

福「考えて書くまでずっと集中してたし、一気に沢山わくんだろうね笑」

河「しかもそれが全部面白そうだし笑」

福「流石人気YouTuber…笑企画力も凄いって事だね笑」

河「ほんとに笑負けずにQuizKnock側の企画も考えないとだよ笑」

福「ネタ考えなきゃ～笑」

福「ほんとさ、Aってそういう所はしっかりしてるんだよね」

河「他の所抜けてるなとかは今日で分かった。」

福「そうね笑」

確かにAは天然で不思議ちゃんな所も多いのに、仕事はちゃんとこなすし、手を抜かない。

プロ意識が高いんだろうなって
まだ少ししか一緒にいないのに感じた

河「後もう一つ、不思議な人だって思った理由があって…」

福「うん」

河「人を惹きつける何かを持っている人だなって感じた」

福「あ～わかるな～笑」

河村が感じた何か、それを正直言葉にするには
難しいけど言いたい事はなんとなくわかる

Aは何か人が惹かれるものを持っているんだと思う

それは笑顔からなのか、性格からなのか、雰囲気からなのか、意識の高さからなのか…

どれもしっかりくるしやっぱりわからない

そんな事を考えていると河村がまた口を開く

河「実際QuizKnockの中だけでも結構な人数が魅力されてるみたいだし笑」

福「まぁ否定はしないよね～笑よく騒いでるし笑」

河「でもそうやって言う福良もでしょ？笑」

思わず目を開く
河村は少しニヤッとした顔でこっちを見ていた

さっきまで一緒にいたAの顔が浮かぶ

福「うーんどうかな～？笑」

笑いながら答える

河「なんだよそれ笑」

福「河村こそどうなの？笑今日で随分仲良くなれてたみたいじゃん笑」

お返しとばかりに河村に話をふる

河「そうだな～…」

河「まぁ…どうかな笑」

そうやって河村は妖しく笑った