27話 ページ28
mzkm side
今日はAさんのイベントに皆でお邪魔している
前々から川上からとか伊沢さんからオススメされて、曲を聴いていた。声の切なさが特によくて、年下だとは正直思えなくて、なんとなく繰り返し聴くようになっていた。
こないだたまたま鶴崎とオフィスに行った時に、
イベントのチケットを用意してくれるからという話を皆がしていた。
川上は行く気満々で予定あけてたし、
たまたま予定が空いてたのと、少しの興味で鶴崎と行くことにした。
横を見るとにやけている川上達が見える
他のファン達も皆笑顔で僕自身も楽しみになった。
ステージにスポットライトがあたると
Aさんの歌が聴こえてくる。
二曲目からは何度も繰り返し聞いたAさんの曲
遠くてあまり細かい表情まで見えないのに
声で想いが伝わってくる
「凄い…」
思わずぼそっと呟いてしまった。
その後のトークもファンへの対応も凄いなと思った
返し方も上手いし、笑わせ方も上手い。
川上達3人も嬉しそうに見ているし、
最後のファンの質問への答えを真剣にきいているのを見て思わず笑ってしまった笑
鶴崎も楽しそうに笑っている
きっと僕自身も笑顔なんだろう
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イベント終了後、
チケットのお礼もあるし5人で楽屋に向かった
先に入る3人の前からさっきまでステージから
聞こえていた声が聞こえてくる
川上に紹介され顔を出す
「え！？え！？は、初めまして！！！」
いつも見ていたAさんの顔があった
想像よりも小さくて、動画よりも可愛く見える
水「はじめまして笑水上です笑」
鶴「鶴崎です笑」
「…命日？」
僕らの顔をみて面白い反応をするAさん
山「また戻ってるし笑」
「だって！嬉しいんですもん！！！」
水「こちらこそです笑歌とかめっちゃよかったです」
鶴「僕らめっちゃ聴いてて笑」
「…嬉しくて泣きそう泣」
今度はポロポロと涙を零すAさん
一つ一つの反応が面白くて興味を惹かれる
川「それはもう泣いてるって言うと思う笑」
川上達と楽しそうに話している姿をぼーっと見つめる
こう笑っている顔を見ると
やっぱり年下なんだなって実感する。
時間はあっという間で
いつのまにか帰り道を5人で歩いていた。
こ「凄かった〜！！」
山「ほんとだよね！Aカッコよかったなぁ…」
川「歌ってる時は別人やった」
鶴「確かに楽屋の感じとは全然違かった笑」
川「水上は？」
水「ん〜興味がわいたかな笑」
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作者名：向日葵 | 作成日時：2020年4月3日 0時
