23話 ページ24
you side
「緊張するよー！！！笑」
佐「うるさい笑」
「もっと優しくしてください！笑」
佐「グッズ好評みたいじゃん！」
「夜通し考えた甲斐があったよ〜！笑」
佐「昼の部もいい感じに盛り上がってたし、夜もよろしくね？」
「勿論！」
「貴方に逢いたい 心の底からの想い
どんなに叫んでも 声が枯れるまで歌っても
届かないだろう 今の場所じゃ
でもそれでいいよ 私は私らしく信じる道を進む
迷い立ち止まっても 絶対止めたりなんかしない
もし貴方と出逢うべきなら
きっといつかその道が交わる時がくるから
そのために歌うよ 私が私であるために」
私が輝きのサビを歌う
佐「いいじゃん。私達もAのために頑張るから、思いっきり楽しんだおいで。大好きなファンの人達と！」
「ありがとう！笑楽しませて楽しんできます！笑」
そして私もステージに向かう
恥ずかしいけど今回は制服っぽい衣装にしてみた
文化祭っぽい感じのイベントにしたかったから
暗闇の中ステージに立つと、
なんとなくシルエットが見えるのか歓声が聞こえる
そして目覚ましの音が響くと
スポットライトがステージを照らす
「おはようのオーディションして、髪型もバッチリOK！金曜日は頑張らなくちゃだって2日会えないからね！」
歌いながらダンスを踊る
金曜日のおはようはポップな曲だから
最初に歌うのにぴったりだと思った
可愛い振り付けと歌詞は少し照れくさいけど
恋する女の子は皆可愛いんだって伝えたい
「皆今日はきてくれてありがとう〜！！！笑」
歓声と拍手が聞こえる
「最初っからダンスと歌ってハード笑少し休憩させて〜！笑」
観「いーよー！！笑笑」
「ありがと〜！笑」
その間にマイクをスタンドマイクに取り替え、
スタッフさんにギターを渡してもらう
まだ後ろの楽器が準備されてないからトークで繋ぐ
「今日2回目だけどやっぱ人多いね！笑皆見えてる〜？見えてる人手ふってー！笑」
「おー！笑凄い後ろの方も手振ってくれてありがとう！笑ちゃんと見えてるからね！笑」
「今回は文化祭がテーマってことで〜、制服っぽい衣装なんだけどさー笑」
観1「可愛いよー！」
「今言った男子だれ！笑お前イケメンすぎるぞ！笑」
観「可愛いー！！！笑」
「皆やめて！笑普通に照れる！笑恥ずかしい！笑」
観「あはは笑」
「うち大学生なんだからさー笑おばちゃんそろそろ制服きついよ笑でも頑張るよ！聴いてください、輝き」
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作者名：向日葵 | 作成日時：2020年4月3日 0時
