21話 ページ22
you side
「眠っ…」
最近イベントの情報解禁間近だから
つめなくちゃいけないこともあって忙しい
それに対して撮影に、編集に、作詞作曲。
疲れがたまってるのもあるのかもしれないが、
なんとなく仕事が進まない
「外でやろっかな…」
適当にプラプラ歩いて良さそうなカフェに入る
人もあまり多くなくてなんとなく心地いい
エスプレッソを頼み窓際の2人席でパソコンを開く
いつもと違う雰囲気のおかげでまた作業に集中出来た
集中していたからどれくらい時間が経ったかわからないけど、横からツンツンと肩をつつかれる
はっとしてその人の顔を見ようと上を見上げると
こうちゃんさんがニコニコ私をみていた
「こうちゃんさん！お久しぶりです！」
こ「なんとなーくお店のぞいたらAが見えて、声かけに来ちゃった笑」
「全然気づきませんでした笑」
こ「座ってもいい？」
「勿論です！」
こ「ありがと〜！」
こうちゃんさんはコーヒーを頼んで
また私の方に顔を向けた
こ「お仕事中だったよね？邪魔してごめんね」
「いやいや！笑丁度良いところまでできた所だったので！笑」
こ「ならよかった笑ってか！笑」
いつも動画で見ているように、
手を大きく振りながら話を続ける
こ「こうちゃんさんってなによ！笑」
「だって！笑」
こ「こうちゃんでいいから！笑」
「えぇ〜…わかりました笑」
こ「よし！笑そういえばここにはよく来るの？」
「いや、初めてです！笑なんとなーく仕事が進まなくて気分転換に笑」
こ「なるほどね〜…ね！この後時間ある？」
「え？特になにもないですけど…」
こ「この後ちょっと遊ぼ！笑」
「は、はい！！！」
カフェでのんびりした後、2人で並んで歩く
「どこ行くんですか？」
こ「カラオケ！行かない？笑」
「カラオケ！笑久しぶりだから行きたいです！笑こうちゃん歌ってくれるんですか？笑」
こ「歌うけどAも歌うんだからね？笑」
「緊張笑」
こ「えー！笑普段はあんなにクールに歌ってるくせに！笑」
「恥ずかしいから言わないで！笑」
なんて騒ぎながら2人で近くのカラオケ店に入る
こ「じゃあA先に歌ってよ！笑俺生歌聞きたいし！笑」
「仕方ないな〜笑何がいいですか？笑」
こ「俺あれ好き！笑たばこ！笑」
「了解しました！笑」
私は前にカバーして投稿した
コレサワさんのたばこをいれる
「昨日の夜から君がいなくなって24時間が経った」
いつものように切なく歌い込む
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作者名：向日葵 | 作成日時：2020年4月3日 0時
