はっちゃけ妹系新人声優は皆の人気者

30話 ページ31

江口side

少し酔いが回ってきて眠くなってくる
まだまだ元気で話の中心にいるA

安元さんも宏太朗も花江君も楽しそうに話している


最初は本当に面白いやつが入ってきたと思った
話しやすいし、事務所の後輩でもあるし

いつもパイセンパイセンってはしゃぎながら絡んで来る可愛い妹みたいな存在だった

でも少しずつ自分の中でAへの感情が変わってきてる気がする

これを認めていいものなのか

「パイセンー！話聞いてますー？笑」

江「なんの話だっけ？笑」

「えぇー！だからこの前〜」

本人はそんなのも気付かず楽しそうに話している

まぁ今はこのままでもいいかな笑


でもいつか絶対振り向かせてやるから

少しくらい俺のこと意識しろよ？

覚悟しとけよ？A

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花江side

今日ずっと会ってみたかったAちゃんに会えた
江口さんとか壮馬君とかからも話は聞いてた

演技が上手いっていうのも
可愛くていい子だっていうのも

そしたらAちゃんも僕にあいたいって思っててくれたって江口さんから聞いてチャンスだと思った

実際に今隣でその子が笑ってくれている事も奇跡だ

これからきっと沢山知っていける

もっと沢山話して沢山遊んでもっと仲良くなれたら楽しいよね

よろしくね？A？

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主人公side

先輩達が楽しそうにゲームをしている後ろ姿をのんびり眺める

この人達とこんなに仲良くなれるようになるなんて夢にも思わなかった


ずっと憧れの先輩方だったから


いつもずっと上にいて横に並んでお仕事したり

こうやって一緒にご飯食べるのが当たり前になるなんてね…

お酒を飲んでるせいか少しセンチメンタルになってるのかなぁ


江「A！勝負するぞ！」

「仕方ないなぁ笑絶対負けない！笑」


これからも沢山お仕事頑張ろう

少しでも先輩達に近づけるように


ほんとうに…


「皆大好き…」

西「なんかいった？？」

「勝ったらパイセンにアイス奢ってもらおっていったんです！笑」

花「それいい！笑俺もー！笑」

江「なんで！？笑笑」

安「あはは笑笑」

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