はっちゃけ妹系新人声優は皆の人気者

17話 ページ18

入野side

神「急にお前なんなんだよ笑」

笑いながらも神谷さんが少し驚いてるのがわかる

入「いいじゃーん！笑神谷さんだけずるい！笑」
　「だめ？」

俺はAちゃんに聞く

「嬉しいです！笑呼び捨てが一番好きなので笑」

そう言って少し照れ臭そうに笑った

入「じゃあ決まり！笑」

神谷さんはまた呆れた顔で俺たちをみる

普段じゃ多分こんなことしない
ましてや今日ちゃんと話したばっかで新人の女の子


この前演技を見た時うまくて驚いたからだろうか

たしかに本当に面白い演技をする子だとは思った

その場面キャラクターに馴染むだけじゃなくてちゃんと自分の個性を出せている。

とても新人には見えなかった


でも多分違う。神谷さんにずるいと言ったのは本音だ

仲良さそうにAと話す神谷さんが少し羨ましく感じた


自分でもよくわからない感情は置いといてまたAと神谷さんと話を続けた

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主人公side

お昼頃には収録も無事終わった
次の現場は夜だし、時間がある
どう時間を潰そうかなと思っていると声をかけられた

？「Aさん！」

振り返ると先輩の斉藤壮馬さんだった

斉「これ！スタジオに忘れてたよ？Aさんのでしょ？」

手に持っているのは私のスケジュール帳だった
さっき予定を確認してしまい忘れたのだろう

「わざわざすみません！ありがとうございます…！」

そう言ってスケジュール帳を受け取る

斉「そういえば昨日のライブ来てくれてたよね？普通にファンの人達に混ざってるからびっくりしたけど笑」

「バレてたんですか！？」

うわぁなんだが少し恥ずかしい笑笑

斉「凄い応援してくれて嬉しかった笑ありがとね？笑」

「こちらこそ！ファンサ嬉しかったです笑」

斉「ちゃんと気付いてくれてよかった笑」
　「そうだ、この後時間ある？」

「はい！次の収録は夜なのでどこかで時間潰そうかなって」

斉「丁度よかった！僕も時間潰そうと思ってたんだよね。カフェで休憩しない？」

「是非！」

そうして話しながらカフェへ向かった

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少し落ち着いたレトロな雰囲気のカフェに入った

「雰囲気めっちゃいいですね」

斉「ここお気に入りなんだよね笑スタジオからも近いし、空き時間に丁度良くて笑」

「確かに！私も通おうかなぁ」

斉「コーヒーもケーキも美味しいよ？何頼む？」

「オススメとかあります？」

斉「僕はクリームブリュレがおすすめかな？」

「じゃあ私もそれで！」

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