バスケで天才と呼ばれた少女

26話 ページ28

主人公side

その後は空が寝ちゃって私が届けようと思ったのに…

ごめん空…流石に重かったよ…笑


私と違って円さんはかっこいいなぁ…
ヒョイって空おぶっちゃうんだもん

よし…筋トレしよ。

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後から空から聞いたけど
体育館が使えなかったり色々あったらしい

そしてもう1人同じ1年の子が参加したらしい
とびって人でバスケがうまいみたい

それに顧問の先生もついて部活らしくなってるみたいだ

空が嬉しそうに話すから聞いてるこっちも嬉しくなる

私は今はまだ部活には参加していない
家にあるゴールで少しバスケはして見ている
お父さんに頼んでミニバスにおしえにいったりね

でもどうしてもペースを見ながらしなくちゃいけないし、やはりあまり長い時間できない

普通に10分プレーすることさえきついから、多分オールコートで1クオーターフルで出ることは無理

選手としてはやっぱり無理だよなぁ〜…

バスケに関わるって言ってもどうすっかなぁ…

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ある日のお昼教室で空とご飯を食べていた

男1「あの！Aさん！」

「どうしたの？」

男1「なんか先輩が呼んでるよ？」

そうやって言われた方のドアをみると円さんが顔を出して手を振っていた

「ごめんね、教えてくれてありがとう」

そうやってその子に声をかけて円さんの元へ行く

「円さんどうしたんですか？てっきり空に用事かと…」

円「ううん！今日はAちゃんに用があってきたの！」

私に用？なんだろう？

円「Aちゃん！やっぱり女バスで一緒にバスケしよ！！」

「え？」

想定外の言葉で私は驚いた

「あの、この前練習試合の時聞いてたと思うんですけど腰に怪我しているせいでフルで試合には出れません」

「いや、試合所か満足に練習に参加もできないと思います。だから…」

円「うん知ってる！でも、自分のできるペースで参加してくれればいいし、出来るときに練習には参加してくれたらいい！ちゃんと先輩にも許可はとってあるんだ！」

「そんな…自分勝手にできないですよ」

円「でも一回だけでもいいから！皆Aちゃんとバスケしたいって思ってるから！」

「…わかりました。じゃあ見学だけでも参加させていただきます。でも今日は準備がないので次の部活がある日でもいいでしょうか？」

円「勿論！待ってるね！」

そして円さんは嬉しそうに戻っていった

「はぁ…どうしたもんかなぁ」

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