23話 ページ25
主人公side
カラカラカラと体育館に音が響く
音のなる方を見るとコートの真ん中に空き缶が転がっていく
審判が止める声も選手には聞こえてない
危ない…！
「そら！！！」
そしてそらが缶を踏み転倒する
やばい…あのひねり方は…！！
すぐさまコートに駆け寄る
「そら…！大丈夫？？」
上から笑ってる声が聞こえてくる
空き缶投げて選手が怪我してんのに？
ありえない…頭くる…
近くで殴り込みに行こうとする百春君をそらが止める
そら…
するとなにやら歌声が聞こえてくる
あれは…前にクラスに入ってきた千秋って人？
そらが同じバスケ部だって話してた…
すると千秋君は机を上に向かって投げる
千「私が言えたことじゃありませんが…戦ってない奴らが戦ってる奴らを笑うなよ」
…！
やり方はまぁ…褒められたもんじゃないけど
でも、いいこと言うじゃん笑笑
ちょっとうちも助太刀しちゃおうかな…笑
空を1度百春君に任せて
千秋君の方へ歩き出す
空「A…？」
「千秋君…でしたっけ？」
体育館入る時から今までずっとつけていたフードを外す
千「あ…はい…」(この子！この前間違えてクラスに入った時の花丸女子！)
上から可愛いなど褒め言葉が聞こえてくる
自分の容姿に自信があるわけじゃないけど使わない手はない…
一度そっちの方を向いて微笑む
そしてもう一度千秋君の方を向き直す
「危ないですよ机なんか投げたら…あの方達が怪我したらどうするんですか…！」
千秋君が驚く
すると上から声が響く
男1「そうだよなぁ〜？笑」
男2「上がっておいでよ笑俺らとこいつらがコテンパンにやられるの見ながら楽しもうぜ？笑笑」
そしてもう一度上をみて微笑む
「あ〜、勘違いしないでください笑けして貴方達の心配をしたわけじゃないです笑」
「千秋君が怒られると困るから心配しただけですよ笑」
男1「あ？お前舐めてんのか？」
私はさっきまで作っていた笑顔をやめる
「舐めてんのはどっちだよ？」
「試合中に空き缶投げ込むようなくそはお前らだろうが。面白い？ふざけんな」
「…お前らなんかがこれ以上バスケ汚すんじゃねーよ」
：
：
：
：
：
：
円side
今までで聞いたことのないくらい低いAちゃんの声が響く…
かっこいい…
さっきまで騒いでいた奴らもビビっている
勿論試合に出ていたメンバーもさっきまでとの豹変に驚いて言葉も出ないみたい…
そこにいた全員が絶対にAちゃんを怒らせないと誓ったと言う
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵 - シオンさん» ありがとうございます！引き続き応援のほどよろしくお願いします！ (2020年4月18日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
シオン - とても素晴らしい作品です。 (2020年4月11日 0時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - ふうさん» アニメですね！バスケのアニメがやるというので気になって見てみた感じです！笑買いたいと思ってるんですよね！笑嬉しいです！中々台詞などをアニメを見て持ってくるのに時間がかかるので更新は遅いですが、ぜひこれからも見てください！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
ふう - ふうです！ あひるの空はアニメで見たのですか？ 漫画でですか？ 漫画を読んでないならおすすめします！チョーおもろいので♪ 初めてうらつくで読んだのがこれで おもしろかったです！ (2020年4月8日 8時) (レス) id: f1937706d4 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - shibuyuさん» ありがとうございます！！頑張らせていただきます！ (2020年3月26日 23時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵 | 作成日時：2019年12月18日 23時
