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ココア ページ9

(まふまふside)

ひっ、と小さく悲鳴をあげた僕に、


??「やっぱりまふじゃーん、やっほ、元気してる?」


かなりウザイテンションの声が振りかかってきた。


どうやらドアがひとりでに開いたわけではないらしい。


高低の差が激しく、少年のようで大人っぽい、若草色のこの声の持ち主といえば、


まふ「う、うらたさん…?」

声の方向を見ると彼、うらたさんことうらたぬきこと浦田わたること高橋渉が、その小さな半身をドアの影から覗かせていた。


危ないヤツだったらどうしようと思っていたが、ボクシング経験があるとはいえ小さくてチビでちっちゃいうらたさんだと分かれば大いに安心だ。僕はそっと息をついた。

まふ「何してんの、こんなところで」


恐れを知られるのはなんだか恥ずかしくて、なんでもないように彼に話しかける。


うら「こんなところで、って俺もここ共同で借りてんだけどー」


軽く笑いながらも、うらたさんは周りを確認してから扉の影から出てきた。怖いもの知らずのイキリちびたぬきなうらたさんですら、この世界では恐る恐るとした様子である。


うらたさんに言われるままハウスに入ると、朝とはいえまだまだ暗いというのに電気が着いていなかった。

首をひねっていると、事情は後で話すから、とうらたさんは僕を奥へ促した。


廊下で少しだけこの世界のことについて話してから、いつも撮影に使うリビングへ入った。

いつだって賑やかなはずのリビングは、電気がついていないからか、異常な世界に居るからか、いつもよりずっとずっとひっそりして見えた。


僕がソファに座るとすぐ、うらたさんは温かいココアを入れてくれた。何だかとても優しい味がして温かさが胸の中にじんわりと広がっていく気がする。


僕がほっと息をついたのを見て、正面に座ったうらたさんは真剣な顔をして口を開いた。


うら「うちのメンバー、見てない?」

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コアラランド(プロフ) - すとぷり....6人...青....あぁ (2020年1月14日 0時) (レス) id: 5b9d17e3ea (このIDを非表示/違反報告)
れふと。(プロフ) - Liouさん» あれま…結構わかりやすくしたつもりなんですが… これからしっかりわかりますよ~ (2019年9月30日 17時) (レス) id: fdc4b938b2 (このIDを非表示/違反報告)
Liou(プロフ) - すとぷりが出たところがわからず頭を抱え込みながら読んでます(´・ω・`) (2019年9月28日 11時) (レス) id: 786bb358f0 (このIDを非表示/違反報告)
れふと。(プロフ) - 菜萃さん» コメントありがたいです、ありがとうございます…もっとすこっていただけるよう頑張る所存です! (2019年9月28日 6時) (レス) id: fdc4b938b2 (このIDを非表示/違反報告)
菜萃(プロフ) - 歌い手で異世界...あ"〜〜〜〜〜、好き。← 無理しないでくださいねヽ(´ー` )ノ (2019年9月26日 18時) (レス) id: b58c2b79a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れふと。 | 作成日時:2019年6月24日 22時

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