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侑李side
あー、やっちゃった。
ファンの子悲しませるよ、僕。
例え、好きな子でも、自分がアイドルだってこと、自覚して恋愛しなきゃ〜
とか、思ってたけど無理。
侑李「なんで、アイドルは恋愛がしずらいんだろう。」
不公平だよ。
僕はただ大野くんに憧れてジャニーズ事務所入っただけなのに。
別に、恋愛禁止と言われてないのに、後からドンドン変な噂流れていくし。
まぁ、それを覚悟でジャニーズ入ったも同然だけどね。
でも、好きなんだ。
皆も、恋するでしょ?それと同じだよ。僕たちジャニーズだって、恋だってするし、キスだってするんだ。
それを、変に言われるのは。
ちょっと嫌だな。
エレベーターを降りていくと、涼介と海ちゃんに会った。
侑李「あれ?二人ともどうしたの?」
涼介「お前、何もしてないよな?」
侑李「は?何が?」
海「先輩と何も無いですよね?」
侑李「んー、あるような無いような?」
『なんだよそれ!?』
侑李「・・・キスはしたよ。それ以上は何も無いし、恋人でもない。」
涼介「キスはしたって?」
侑李「昔の感情が高ぶって僕がしちゃっただけ。Aは、何も悪くない。」
海「昔って?」
侑李「Aは、10年前の初恋の人なの。お互いにね。」
『10年前!?』
僕たちの事情を全て二人に話した。
海「そ、だったんだ。」
涼介「ごめんな、知念!お前のこと、分かってやれなくて(泣」
侑李「はいはい。」
涼介「どーすんの?二人は。付き合うの?」
海「私、誰にも言いませんよ!!」
侑李「んー、それは無いかな?」
涼介「は?なんで、だって二人は・・・」
侑李「いいの。帰ろ?涼介。」
涼介「あ、あぁ。じゃぁね、海ちゃん。」
海「はい。」
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作者名:ユウラン☆1号 | 作成日時:2018年3月5日 12時