【ハイキュー】ハイスペック男子片桐くんが悪女潰しを依頼されてマネをやります

片桐くんの思いつき ページ11

その4、ビブスを畳んで持っていく


『そこの金田一』


金「はい！！」


『これを主将の元へ』


金「分かりました！！！！」


こんな時くらい、後輩使っていいよね



その5、ボール拾い

岩「ふっ((ｽﾞﾄﾞｵｵｵﾝ」

『うぉーーー！！岩泉すげえええええ！！』

岩「おう！！」

及「ねぇねぇハルちゃん！俺は俺は？？」

『おう！！及川もすげぇカッコ((松「全体的にジャンプ力がありませーん」花「しかもアウトですぅーーー」

及「チョット！！ハルちゃんに被せないで！！」


その6

えーっと、スポドリ作っただろ、タオルも干し終わったし、ボール磨きは後でできるだろ

じゃあ、ここはスコアでもとるか


………ちょっと待て、俺スコアのとり方わかんねぇ

監督にスコアの紙貰ったは良いものの、やり方わかんねぇ……

誰か捕まえようにも練習があるし…

部活中にスマホ見る訳にもいかない

監督とコーチも忙しい

あいつに聞くのは論外


………じゃあもういいや、俺の自己流でいいや


ついでに、ブロック率とか決定率とか、目分量で良かったらスパイクの到達点でもメモって置こう

後、どっかの誰かが言ってた気がするけど、こういうスポーツは素人の目から見た方が確かな部分もあるって聞いたから、俺目線で思ったこととか書いといた方がいいかも。お節介かもしれないが


及「ねぇねぇハルちゃん。ハルちゃんって、主審の仕方分かる？」

『ん？まぁ、サインの仕方はわかんないけど、反則とかなら分かるよ』

及「じゃあ、主審やってくんない？折角マネきたから、控えのヤツらとか、ボール触らせてあげたくて」

『おぅ！それならいくらでも使ってくれや！！なら、このバインダー持ちながらでいいか？それと、ちょっと時間くれ』

及「？まだ休憩時間だからいいけど、何するの？」

『それは試合形式終わってからのお楽しみ！！』


不思議そうな顔をする及川を後に、俺は鞄が置いてある部室へと向かった

確か、生徒会の助っ人の時に借りたバインダーと、A4の紙が何枚かあったはず

お、あった

とりあえず20枚

それらの上にスコア表を置いて一緒に挟む

下のA41枚ずつに、試合形式に出る奴らの名前を書く

そして、決定率とか、総合打数、総合得点数とか書けるようにする

全日本のバレーがテレビでやってた時、コンピュータがそういうのを瞬時に計算してくれるやつ、あれに俺凄い感動したんだよね


俺はコンピューターじゃないから、そういうの瞬時に出来ないかもだけど、アイツらのためにやってみるだけやってみよう

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