青葉城西の片桐君 ページ2
「遙ーー化学の教科書忘れたから貸して」
『おう！使ったら返せよ！』
「了解！ありがとな！」
「遙、世界史のノート見せて」
『あいよ！物足りんかったら言ってな！コピーしてやるから』
「ありがと遙！最高だよお前！」
『またなんかあったら頼れよ！』
「遙！！頼む！！生徒会の書類整理手伝って！」
『いいぞ！ドンと来い！』
「やだ男前！！惚れる！」
「遙〜疲れたー」
『じゃあ飴いるか？糖分補給で疲労回復だぞ！』
「遙！！イケメン！！」
「遙ヘルプ！！制服のボタンが取れた！！」
『おー貸してみろ！すぐ直してやるから！』
「遙神！」
松「…………お前、昼休みなのに全く休む暇ねぇじゃん」
『ん？そうでも無いぞ？ノートや教科書貸すぐらいなら手間じゃねぇし、寧ろもっと忙しく走り回れる仕事が欲しい！でも、バイトはしたくねぇ！』
花「ハルは変なやつだな。自分から働きたがるやつなんていねぇぞ」
『これは社畜の才能を持ってして産まれたものの宿命だよ。俺、将来は大企業に入って、社畜社員になるんだ』
松「思うんだけどさ、その社畜の才能ってなんなの。遙的にどこら辺が社畜の才能なの」
『考えるな。感じろ』←
花「要するに自分でもわかんないんだろ」
『バレた？』
花「………お前って色々完璧なのに、案外残念な所あるよな」
『ん？なんか言った？』
花「なんでもないでース」
皆さんこんにちは
俺はこの物語の主人公、片桐遙。皆からはハルと呼ばれています
よろしくお願いします
さて、今俺は昼休みを迎えている
俺は2組だが、1年と2年の時にクラスが一緒だった、友達の花巻と松川と俺の教室で昼を食べるのが日課だ
そんな俺の昼休みは、殆ど仕事の助っ人受付時間と言ってもいい
毎日毎日色んな人から委員会や、雑務の助っ人を頼まれる
仕事が好きで、毎日働きたいと思っている俺としては、労働万歳、もっと仕事をくれ、と思うのだが、実際頼まれるのは簡単な事だけ
まぁ、高校生の雑務と言ったらこんなもんしかないよな(そんなことはありません。普通の人からしたら目が回るような忙しさです)
昼休みに受け付けた事を、放課後に実行して帰る。課題は休み時間のうちに終わらせ、あとの時間は殆ど手伝いに回す
これが俺の日常
花巻と松川は、そんな俺の日常を危ぶんでいるが、俺としては非常に満足している
そんな俺の労働Lifeに、終止符が打たれようとされているとは、まだこの頃の俺は夢にも思っていなかった
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(名前)(プロフ) - 面白すぎます！応援してます！更新頑張ってください！ (2020年4月15日 20時) (
レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - またコメントすみません！さっき白鳥沢の寮父さんのお話読んだんですが、完結になってても続きが気になるくらいとっても素晴らしい作品でした！！もちろん、光ノ華様の作品はどれも素晴らしいです！！掛け持ち大変だと思いますが、どの作品も続き楽しみにしています！！ (2020年3月29日 19時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 続き楽しみです！！キャラ達との絡みが私得すぎてちょっとだけニヤけながら読んでますw大変だと思いますが、これからも無理しないで更新頑張ってください！！ (2020年3月28日 12時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
のうねえむ - 初めて閲覧させていただきました。とても面白くて私好みなので一番右の星を押しました！更新頑張ってください！ (2020年2月27日 0時) (レス) id: 86c45a69c5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっと、初めまして！最近この作品を読み始めたのですが、面白すぎて何度も見返しています！無理のないように更新してくださるとうれしいです！続き、楽しみにしてます！ (2020年1月15日 8時) (レス) id: 2ca3d5ca5f (このIDを非表示/違反報告)
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