キメツ学園日記！ー修学旅行ー【キメツ学園】

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Aside

握ったのは私だけどっ！
…恥ずかしいですね。これ。

でも、お陰で少し怖くなくなったかも。
…時透くんにはいつも助けられてばかりだな。
いつか、ちゃんとお礼しないとね！

『…今歩いているのって廊下だよね。教室の中にあるのかな？鍵』

無一郎「入ってみよっか。」

ガラガラ

ここ、元学校なだけあって、黒板も机も、
ちゃんとあるんだなぁ…
なんで廃学校になっちゃったんだろう？

無一郎「…あ。鍵。」

『…え？こんなにすぐ見つかるの？』

無一郎「…でも、“音楽室の鍵”って書いてる」

『…なぁんだ』

出られると思ったのに。

無一郎「…音楽室に行こっか」

はへぇ…
早く帰りたい…

「…わぁっ！！」

『キャァァァァァァ！！！！！』

…すっごい不意打ち！！
この先生性格悪いな←

無一郎「…うるさい」

『…はい。すみません』

肝試しってなにもかも心臓に悪いな。
寿命縮んじゃうよ。


無一郎「…ここが音楽室？何か本物が出そうだね。」

『えっ！！！』

え？やだよ？本物は。

無一郎「嘘だよ」

………
性格わr))

『…あっ！あれ鍵じゃない？』

ピアノの上に鍵がっ！！
…罠とかないよね？

『…取るよ』

私が鍵を取った時、

ガチャッ

『…え？』


…予想的中で閉じ込まれました。


これって肝試し？
いや、脱出ゲームじゃね？


先生「はは、光里は脅かしがいがあるな！！」


ドアの外でニヤニヤ笑っている、
担任の先生もいましたとさ。


続く。

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