キメツ学園日記！ー修学旅行ー【キメツ学園】

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え？閉じ込められた？
何か外で先生が笑っているように見えるのは気のせいですか？
…気のせいじゃあないですね。

無一郎「…何これ。何かお題って書いてるよ」

『きっとあれだよ！これできたら出られるやつ！』

うん、そうだよね。
……そうだよね？

『えーっと、“そこにある楽器で、学校の校歌を演奏しろ！”…時透くんっ！これ勝ったよ！私楽器得意！』

音楽は得意なんですよ！
音楽は。

無一郎「…そ。じゃあ任せた」

任せられた。
えーと、楽器は…
カスタネット、鈴、マラカス…？
ふざけてんのか、これ。

『…え？これ詰んだわ』

無一郎「得意って言ったのは何処の誰でしょーか？」

いや、仕方ないじゃん！
普通ピアノとかアコーディオンとか鉄琴木琴とかでしょ！？

…ん？ピアノ…

『…あ、やっぱりこれ勝った』

無一郎「………(ついていけないんだけど)」

ピアノがあるじゃんっ！
私弾けるよ！楽譜さえあれば！

『ピアノだったらいけるっ！…罠とかないよね』

疑心暗鬼になっても当然だよね。
だってあんな事やこんな事があったんだもん。

『よーし！弾きまーす！』




『これでどうよ！』

無一郎「本当に上手だね。くだらないハッタリかと思ったけど。任せて良かった」

『まーね！』

これで開かなかったら私心折れちゃう。

ガチャ

『あ、開いた？』

良かった！これで出られる！

『ささ、早く行こ！』

そう言って私がドアを開けようとすると、

先生「流石だな〜光里は。しっかりと弾けている」

『………で、出たぁぁァァァァ！！』



無一郎「いや、これただの白い布かぶった先生でしょ」



こうして、長かった肝試し？は終わりました！
次の時間は、皆で夕食だ〜
お腹すいた〜〜！！

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