Story7 ページ7
hk「俺……」
と、言葉を止めた光。
すると途端に、｢トイレ行ってくる！｣って行って
部屋を出てしまった。
in「光、行っちゃったね」
yb「あぁ、でも大丈夫だろう。」
光の戸惑った顔が俺を覆う。
いつもならきっと光は、｢ばーか｣と俺に返していた。
時には笑顔で、きっとそう返してくれた。
in「ねぇ、薮。」
yb「ん？」
嫌かも知んないけどさ、と口にした伊野尾は
俺の方へ視線を向けて
in「また、付き合えば？光と」
yb「は？なに、言って……」
もう、光の中に俺は居ない。
そんな中で、どう付き合えばいい？
in「毎日記憶が消えるけど…毎日やり直せばいい。
そりゃ、辛いかもしんないけど……」
伊野尾の言葉が、光を好きでいる俺の心に
吸い込まれるように落ちた。
in「繰り返せばいい、光と恋人同士になれる時間を。
薮が、きっと大好きなあの時間を」
俺は、それでいいのかな？
光を、騙すことにはならないだろうか。
俺は一体どうしたいんだ？
俺は、光のそばにいれたあの日々が大好きだ。
光と好きを言い合えたあの日々が。
光と居れる、光と想い交わらせるあの時間が
＿＿大好きなんだ。
yb「もし、許されるなら＿＿＿」
また、光の彼氏になりたい。
そう告げた心は、変わらない想いたちでいっぱい
いっぱいだった。
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希望（ひかり） - モナコさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、嬉しいかぎりです！ (2022年4月13日 7時) (
レス) id: 204805afb2 (このIDを非表示/違反報告)
モナコ - めちゃくちゃ感動しました。 (2022年3月25日 10時) (レス) @page33 id: b297414b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希望（ひかり） | 作成日時：2021年9月6日 20時
