Story3 ページ3
忘愛症候群……
言わば、最愛の人を忘れる病気。
医学的な治療法は確立されていないし、現代医療では
効果を全くなさないのか、『忘愛症候群』
in「光、ちょっとリビングで待ってて」
hk「へ？あ、うん……」
そんなふたりの会話が耳に届くころ、
俺は伊野尾に腕を掴まれて寝室に連れ込まれた。
in「治し方……知ってるだろ、薮」
yb「あぁ、知ってる」
医療を駆使しても治せない忘愛症候群の
唯一の治療法。
in「お前、わかってるよな」
yb「……わかってる、忘れられても愛してける」
あの日、俺は光に伝えたから。
yb『あんなの、光に嫌われたのと同じじゃん。
まぁ、それでもお前のこと愛してくけどねぇ〜』
光が俺を忘れても、愛していくと。
in「なら、いいけど……」
yb「心配すんなって。てか、俺行く宛ないや笑」
完璧光と同居してる俺は、ここを出てしまうと
行くところがない。
in「俺ん家来る？」
yb「大ちゃんに申し訳なしいいよ。
久しぶりに雄也のとこにでも行くよ。」
胸が苦しいのを、我慢して口にする。
光から離れるなんて、俺が一番できない事だから。
in「なら、�睫擇砲論睫世靴箸韻茵�
他の奴らにも、軽くなら説明しとくから」
yb「あぁ、ありがとな」
今は、なんだか。
伊野尾を頼りにしてる自分がいた。
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希望（ひかり） - モナコさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、嬉しいかぎりです！ (2022年4月13日 7時) (
レス) id: 204805afb2 (このIDを非表示/違反報告)
モナコ - めちゃくちゃ感動しました。 (2022年3月25日 10時) (レス) @page33 id: b297414b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希望（ひかり） | 作成日時：2021年9月6日 20時
