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しかし、やむなく異能を使わなければならない場合は、彼を危険な目に遭わせることがないように細心の注意を払っている。
それに、それが仕事の日であれば、社に戻った時に太宰さんに乱歩さんに触ってもらえれば解決なので、まぁ、仕事の日くらいは、ね。
…って駄目駄目。そんなに甘やかしていいはずがない。
大体出社時刻までに乱歩さんが起きればこんな事には──
乱「…ふーっ」
貴「ひぇぁっ!?」
慌てて振り返るとしたり顔の乱歩さん。
耳に息を吹きかけられたのか。まだ背中がぞくぞくする。
この人はもう、人が熟考してるときに限って…!
耳を押さえて睨みつけるも、本人は意にも介さずとてとてと玄関に向かう。
そういえば、そろそろ社に戻らねば私まで社長や国木田さんに怒られてしまう。
私は慌てて乱歩さんのあとに続いて玄関をくぐり、彼が戸締りをするのを確認してから探偵社に歩を進め始めた。
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麗(プロフ) - 5ページ 太宰さんに乱歩さんに 乱歩さんを ではないでしょうか? (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 3ページ 丈が眺めの 眺め ではないと思います、、 (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - みずさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2018年8月13日 19時) (レス) id: 3b14457373 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 乱歩さんに萌えました。あなたとあなたの作品が好きです心から。 (2018年8月9日 6時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - 通りすがりの変人さん» 嬉しいです!頑張ります!読んで頂きありがとうございます〜! (2018年5月27日 5時) (レス) id: a4f8881ef2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛花落葉 | 作成日時:2018年3月21日 15時