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乱「それにしても君、ちょっと不用心すぎない?ドアのチェーンくらいは掛けた方が賢明だと思うけどね」
貴「掛けたいのは山々なんですけど、チェーン壊れちゃって。修理したいんですけど、古いやつらしくて修理にもお金が…」
乱「ふーん…今回は忍び込んだのが僕だったからいいけど、いつ何時屈強な黒人男性に押し入られるかわからないんだよ?」
貴「…それは…怖いですね…」
険しい表情の黒光りした肉体がノッシノッシとこの部屋に入ってくる様を想像してゾッとする。
…チェーンに異能でも使ってみるかな…。
いや、いつ制御が効かなくなってチェーンに殺されるとも分からないのだ。人間相手ならまだしも、チェーンに襲われる(純粋)のはちょっと嫌だ。
うんうん唸っていると、乱歩さんが無遠慮に冷蔵庫を漁る。うっと思うが、乱歩さんだし、致し方なし。
乱「トーストが食べたいなら目玉焼きとハム乗せて食べようよ。あ、目玉焼きは半熟ね!」
貴「はいはい、了解でーす」
流石にお腹がすいたし、乱歩さんに新聞とオレンジジュースを渡してから、朝食の準備を始めた。
卵とハムを焼いてパンをトーストするだけなので、そんなに時間は掛からずに準備が完了する。
貴「はい乱歩さん、お待たせ致しました!」
トーストが乗った皿をテーブルに並べて、乱歩さんと向かい合って座る。
乱「待ちくたびれたよ!いただきます!」
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麗(プロフ) - 5ページ 太宰さんに乱歩さんに 乱歩さんを ではないでしょうか? (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 3ページ 丈が眺めの 眺め ではないと思います、、 (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - みずさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2018年8月13日 19時) (レス) id: 3b14457373 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 乱歩さんに萌えました。あなたとあなたの作品が好きです心から。 (2018年8月9日 6時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - 通りすがりの変人さん» 嬉しいです!頑張ります!読んで頂きありがとうございます〜! (2018年5月27日 5時) (レス) id: a4f8881ef2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛花落葉 | 作成日時:2018年3月21日 15時