仲直り 伊作side ページ6
あれからまたAと話をしていない。
桜花と仲良くなって閉じこもることはなくなったらしいけど僕だけ避けられているような気がして…というかされている。
あの日からずっと考えてみたもののやはり原因が分からない。
僕は1人使わないふんどしを包帯用に切りながらふと思い出した。
そういえば今日は乱太郎と伏木蔵は補習で左近と数馬は確か２、３年合同の特別授業があるとかでここには来れないんだった。
それで僕は彼女に。
伊｢！！ってことは今日Aがここに来るのか！？｣
チャンスかもしれない。
ちゃんと謝ろう。
きっと僕が何かやらかしたに違いない。
でも来なかったら？
僕は切ったふんどしをカラカラと巻いていく。
まぁ来なかったら諦めよう。
そういえばもう女って知ってることバレてるんだっけ。
どう接すればいいのかな。
考えれば考えるほど不安がどんどん高まって大丈夫なことも出来そうにない。
伊｢はぁ…なんでこうなってしまったんだろう｣
1人ぽつりと呟いた時。
ノックも挨拶もなしに戸が勢いよく開いた。
｢約束通り手伝いにきたよ｣
最初の言葉は素っ気ない言葉だったけどそんなことより僕は。
伊｢A！？来てくれたの？｣
彼女がここに来てくれたことが何より嬉しかった。
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もしゃどーる(プロフ) - あーーさん» あーーさんありがとうございます！！更新頑張ります｡°(°´∀`°)°｡ (2021年3月17日 19時) (
レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
あーー - この小説大好きです！ (2021年3月17日 17時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もしゃどーる | 作成日時：2020年9月11日 12時
