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動き出す計画 ページ25

伊「A!?」
 

部屋に戻ると伊作と長次が僕を見て慌てたように駆けつけた。


「い、伊作!ハァハァ」

 
伊「ど、どうしたんだい?そんなに慌てて」
 

「小平太がっ…!!」
 

伊「小平太がどうしたの?」
 

伊作が僕の言葉に眉間を寄せる。

 
長「A小平太がどうしたんだ?」


いきなり肩を掴まれ顔を上げると長次が怪訝な顔をしてこちらを見ていた。

 
「長次っ!あのね、」

 
僕は全てを説明した。


 
―――……―――
 


「長次っ!?」

 
伊「行かせてあげて!」


手をガシッと掴まれる。


「え?」
 

伊「僕達も小平太の異変にさっき気づいたんだ」
 

「どいうこと?」
 

伊「長次や僕が何を言っても上の空でAの話題を出したら突然目の色を変えて探しに行ったんだ」
 

やっぱり恐怖の原因は小平太の異変だったんだ。
 

「でも突然なんで、こんな」
 

伊「僕達も分からない」
 

「…」
 

伊「今は文次郎も仙蔵も留三郎も委員会でいないんだ」
 

「そういえば桜花は?」
 

伊「その事なんだけど…」
 

伊作が言い終わる前に戸が勢いよく開く。
 

そこにはお面を被った忍者らしき人が立っていた。
 

「だ、誰?」
 

伊「A!!」
 

伊作は僕を何かに守るようにぎゅっと抱きしめた。
 
投げられたのは煙玉で多分催眠薬みたいなのが入ってるのかな?
 

僕達はそのまま眠りに落ちた。
 

最後に聞こえてきたのは。
 

「ごめんねA」
 

聞き覚えのある声だった。

 

罠 長次side→←恐怖の始まり



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設定タグ:忍たま , 善法寺伊作 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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もしゃどーる(プロフ) - あーーさん» あーーさんありがとうございます!!更新頑張ります。°(°´∀`°)°。 (2021年3月17日 19時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
あーー - この小説大好きです! (2021年3月17日 17時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年9月11日 12時

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