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その後 伊作side ページ15

まさかあの場で自分を盾にするなんて…。
 
 
きっとずっと我慢してたんだ。
 
 
自分のせいで2人が暴れて怪我人が出ることを彼女は好まないだろうから。
 
 
だとしても―。
 
 
ちらっと目の前で眠る彼女を見る。
 
 
そして自分の反対方向に正座する2人の男を見た。
 
 
伊「はぁ…いくらなんでも今回はやりすぎだよ」
 
 
文「申し訳ない…」
 
 
留「反省してる…」
 
 
2人は相当落ち込んでいるようだった。
 
 
まぁそうだよね。
 
 
好きな子に攻撃しちゃったんだから。
 
 
伊「それで?桜花はなんて?」
 
 
文「金輪際起きないよう当分は武器を没収すると…」
 
 
留「うぅ…実戦の時以外は俺達の武器は桜花が預かるらしい…」
 
 
小「それぐらいしないと今回の件は収まんないな!まぁ細かいことは気にするな!!」
 
 
長「小平太Aの体の具合は細かいことではない」
 
 
兵「先輩大丈夫でしょうか…」
 
 
伊「兵助豆腐無駄にしてごめんよ」
 

兵「いえ、こんなことになったのは僕の実戦不足も原因ですから」
 
 
兵助も2人と同様落ち込んでいた。
 
 
でも兵助も被害者なのは変わりない。
 
 
桜花は怒りが込み上げてくると言って食事も取らずに部屋に引きこもってしまった。
 

伊「Aのことは僕が見るから安心して」
 

留「え、俺は?」
 
 
伊「何言ってるの?文次郎と留三郎は廊下で寝るんだよ」
 
 
ぎょっとする2人。
 
 
だがそれも一瞬でこれも鍛錬だと2人は張り切ってこの部屋をあとにした。
 
 
あの二人にこの手は通用しないか…。
 
 
仙「全くあの馬鹿どもめ…伊作Aを頼んだぞ」
 

伊「もちろん」
 
 
その後2人きりになった部屋は朝まで静かだった。

その後 文次郎side→←いい加減にして



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設定タグ:忍たま , 善法寺伊作 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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もしゃどーる(プロフ) - あーーさん» あーーさんありがとうございます!!更新頑張ります。°(°´∀`°)°。 (2021年3月17日 19時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
あーー - この小説大好きです! (2021年3月17日 17時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年9月11日 12時

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