1年は組 ページ11
あの日のことで僕は早速乱太郎と伏木蔵に勉強を教えようと一年は組に来ていた。
けれど。
喜「ナメクジちゃん達が逃げちゃった」
乱「しんべい!起きて!寝るなってば!」
き「小銭〜小銭〜♡」
庄「A先輩!ここ教えて下さい!」
「はぁ…」
1年ろ組の伏木蔵も一緒に教えたかったのに最初には組に入ったのが間違えだったかな。
本当は乱太郎と伏木蔵を連れて保健委員の部屋で教えようと思ったんだけど。
は組のみんなも教えて欲しいって言うからしかたなく…。
「もうっみんな勉強するならする!しないならしない!ちゃんとして!」
僕は怒鳴った。
喜「うぅ僕ナメクジちゃん達を探してきますぅ!!」
し「もうお腹いっぱいZzz」
き「はっ、いや僕はちゃんとやります!」
乱「A先輩私のせいですみません…」
ちゃんと勉強していた子には悪いけどでも…土井先生の気持ちわかった気がする…。
何より…。
僕はちらっと庄左ヱ門を見た。
1番熱心に聞いて取り組んでいたのはこの子だけだった。
「庄左ヱ門」
庄「は、はい」
「庄左ヱ門は偉いね!きっと将来は立派忍者になれるよ」
僕は庄左ヱ門の頭を撫でた。
庄「A…せんぱ、い」
き「あはは〜庄左ヱ門顔真っ赤〜」
庄「うるさいっ」
乱「それでも相変わらず冷静ね」
「き〜り〜丸〜!」
き「は、はいぃ!!」
「きり丸ももっと頑張らないと、もうバイトのお手伝いしないからね!!」
き「えぇ〜それはないっすよ〜!!」
きり丸は焦りながらも勉強に手を付け始めた。
すると。
ガラ
土「この騒ぎAだったのか」
「土井先生そろそろ授業始まります?」
土「そうだな、大変だったろうこの子達は…」
「まぁ…でも可愛い子達です」
僕は笑った。
土井先生は少し顔を赤めた。
「土井先生?」
土「あぁ、いや、そう言ってくれてありがとうな」
なんだか照れくさそうに顔を赤くする土井先生を初めてみた。
僕変なこと言ったかな?
土「そういえば喜八郎がお前を探していたぞ」
「喜八郎が?」
土「まだこの近くにいるだろう、早く行ってやれ」
「分かりました」
僕はは組達に手を振ってから喜八郎を探した。
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もしゃどーる(プロフ) - あーーさん» あーーさんありがとうございます!!更新頑張ります。°(°´∀`°)°。 (2021年3月17日 19時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
あーー - この小説大好きです! (2021年3月17日 17時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年9月11日 12時