架空の”に組”結成 ページ3
あれからまたひと月がたった。
ひと月前までは色々あったものの桜花とはお互いに名前で呼び合えるほど距離が縮まった。
今では”に組”という架空の組を名乗って共に行動している。
正直いい子すぎて前の自分を呪いたくなった。
そのおかげかこもりがちになっていた僕はまた元通り普通の生活を過ごしている。
ひとつを除いて。
桜｢そういえばA伊作さんとは話せたのですか？｣
｢え、いやぁ…えっと｣
桜｢ダメじゃない！Aちゃんと話すって約束したでしょう？｣
そう怒る桜花。
桜花と行動を共にしてからわかってきたことは
桜花は親しい子にも敬語を使う律儀な子であること。
理由はそういう生き方をしてきたから癖になっているという。
だが怒った時は敬語が取れるというなんとも不思議な子で最初は戸惑ったが自分の為に言ってくれているとわかってから慣れ始めた。
｢じ、実は丁度今日保健委員のお手伝いがあってさ…怖いけどその時に話そうと思って｣
桜｢それならいいです！ちゃんと仲直りするんですよ？A｣
桜花は僕の頭を撫でながらぎゅっと抱きしめる。
｢わ、わかったよ！恥ずかしいってば桜花｣
桜｢うふふ可愛いA｣
それともうひとつ。
何故か桜花は僕にまとわりつく。
仲良くなったのも桜花がずっとくっついてきていたからで。
いい子なのも知ってるし今は信頼も寄せている1人だ。
けれど最近やたらとスキンシップが激しすぎて恥ずかしい。
女子ってそういうものなのかな？
それから桜花と別れて僕は保健委員の部屋へと向かった。
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もしゃどーる(プロフ) - あーーさん» あーーさんありがとうございます！！更新頑張ります｡°(°´∀`°)°｡ (2021年3月17日 19時) (
レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
あーー - この小説大好きです！ (2021年3月17日 17時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もしゃどーる | 作成日時：2020年9月11日 12時
