泣かないって決めたのに。。。【忍たま】

男の勝負 勘右衛門side ページ28

話終えると案の定周りの目がギラギラと光っていた。
　

当たり前だ。
　
　
六年生の気持ちを知っていながら秘密をペラペラと話したのだから。
　

A先輩との約束も破ってしまった。。。

　
やばい、殺される。
　

文｢よぉーし…尾浜勘右衛門覚悟はいいな？｣
　
　
勘｢潮江先輩落ち着いて下さい！｣
　
　
伊｢それは聞き捨てならないな｣
　
　
勘｢い、伊作先輩…｣
　
　
しかもよりによってこの2人を前に。
　
　
ただでさえ忍術学園でたった1人の女の子を長年も傍に置かれている六年生にとってこの話は惨い筈、その中で最も彼女に惚れている2人が怒らないはずはない。
　
　
兵｢勘右衛門｣
　
　
勘｢うっ…兵助…｣
　
　
怖い顔でこちらを睨む兵助。
　
　
やっぱり言わなきゃ良かった(泣)
　
　
兵｢勘右衛門の話は事故だとして、これからは俺達も本気になるよ｣
　

勘｢へ？｣


雷｢僕達も気にはなってたんだ｣
　
　
三｢でもこれでわかった｣
　
　
八｢俺達も本気になる｣
　
　
勘｢…えぇ！？｣
　
　
兵｢いいですよね？先輩｣
　
　
留｢望むところだ！｣
　
　
仙｢まっAは可愛いからな好きになるのはしょうがないか…｣
　

長｢Aを泣かせたら許さない｣
　
　
小｢なんだ！みんなAのこと好きなのか！！私も好きだ！！｣
　
　
伊｢負ける気はないよ」
　
　
文｢…｣
　
　
そんなこんなで俺達5年生もA先輩の秘密を知り六年生との戦い、いや男の戦いが始まった。
　
　

本当の気持ち 仙蔵side→←極楽温泉2 勘右衛門side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す