126話 ページ47
残った変装しているレイと老人が警察と話していると、コナンくんがレイに近づいた。
何をおっぱじめようとしてるのだろうか。
「ねぇおじさん。おじさんってもしかして目が悪いの?」
「え?なんでだい?」
「だってあのスリのおばさん、おじさんの顔見てびっくりしてたよ。で、ちょっと前に財布をスった相手がおじさんだったからだと思うんだけど、なんでおじさんあの時何も言わなかったの?おばさんと会うの2回目のはずなのに」
「そ、そうなんだよ、僕目が悪くてね…」
多分、財布をスられたのは本物の男性の方なんだろうなぁ。
変装しているレイは、まさか本物が財布をスられていて、自分が容疑者候補になるなんて思ってもなかったんだろうな。とんだ誤算だったみたいだね。可哀想に。
「一人でお花見に来たの?」
「実はお守りを買いに来たんだよ」
「なんのお守りですか?」
少年探偵団の質問攻めに、男は目を泳がせる。
爆笑してもいいですか?(真顔)
「私のお守りでしょ?」
日傘を差した女性が声をかけてきた。
この匂いはクリス!?
いやお前ら夫婦してんのか。ひ、ヒィ…お腹痛い。私の表情筋死んでくれ頼む。
変装したレイたちにあまり顔を見られないように、僅かに顔逸らす。
流石に腹抱えて笑ってるの見られたら後でクリスに殺される。
「この子のためのね」
「そっか、赤ちゃん!」
「安産祈願のお守りですね!」
お前さん今度産むんか…
「家でじっとしてろって言っただろ!」
「貴方が全然帰ってこないから、心配で見に来たんじゃない!」
話していると突然、女性が突然口元を押さえてジョディさんの方へ倒れこんだ。
ジョディさんの捲くられた服の袖口から小さな機械を抜き取ったのが見えた。
あーその人との会話を聞くのが目的か。
女性がチラッとこちらを見て、口元に笑みを浮かべた。
訳:ぶっ殺
…笑ってるのバレたらしい。
ちなみに後日出産祝い(笑)をあげたら銃で撃たれかけたよ☆後ちょっとで脳天ぶち抜かれるところだった。私の身体能力スゴいね!!!(白目)
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時