123話 ページ44
今は高木刑事と呼ばれている刑事さんと子供たちが話を聞いているところだ。
私りんご飴食べたいなぁ…。
最近のりんご飴は粉がかかってるものもあって選べず全て買ってしまった。
紅茶味のりんご飴ってどんな味だろ?ヒョウさんと一緒にたべよ。紅茶好きだし好きだろ(適当)
そんなことを思いながら話を聞いているとなんと少年探偵団はそれぞれ容疑者3人と事件の前に会っていたらしい。
老人とはおみくじの前で。いいくじは結ばずに持って帰れと言われたらしい。
確かにおみくじ持ってるだけで運が良くなりそうだもんね。私も10年ぐらい前に引いた大吉大事に持ってるよ。効力はしらん。
ニット帽の女性とは境内の鈴の前で。神様に聞こえるように鈴は大きく鳴らせ、と。
本当に神いるか知らないけどその心積りが大事なんだろうな。
マスクの男は手水の前で。随分前からここに来ているらしい。
そのとき辺りを散策していた刑事さんが犯人のものと思われる帽子とコートが見つけた。
みると返り血がついているので確実にそうだろう。
散った桜の花びらの下に、覆うように隠されていたらしい。
もう結構散ってしまってるから隠しやそうだ。
…上手く隠せるような凶器を犯人は使った?
紛れ込ませれるような。
そして鈍器となれるもの。
おみくじ、鈴、手水。
おみくじや手水は隠すことなんて出来ないだろう。
手水に氷が入ってたら別だが、流石に刑事が気づくだろう。おみくじも束ねてもそこまでの殺傷能力はないだろうね。
なら残るは鈴。
流石に鈴を持ち出して殴ったりは出来ない。ならば残るは…
神様に聞こえるように鈴は大きく鳴らせ、か。
うふふん、分かっちゃったかもなぁ。
「Aさんトリックわかった?」
コナンくんもニヤニヤとしていることからわかったのだろう。
『うん。コナンくんに譲ってもいいよ。』
「いや。僕じゃなくてAさんがやって。」
『いいよ。』
そして私とコナンくんは答え合わせをするのだった。
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時