119話 ページ40
「そりゃあデートですよ。」
『』
どんな嘘の付き方だよ!?
でもここまで来たら後は引けない。
そうだっ!デート(友人と)にしよう。
『実はソファーを買おうとしてたんだけどね、持って帰るには重いじゃない?だから安室さんに手伝ってもらう事にしたの。安室さん、からかいは程々にしてね。』
「なんだぁ。」
「つまんないの。」
「面白いかと思ったんですけどね。」
いやレイも子供たちに紛れないで??
『とりあえずここで解散しようか。またねみんな。』
「「「バイバーイ!」」」
うんうん、子供たちは元気でいいね。
🐾🐾🐾🐾
『あ、ポアロでいいですからね。』
私は車にちゃっかり乗りそういう。
「いや家まで送りますよ。」
それはアキフミの家だからな…
『今日は友達とご飯を食べる約束をしてるのでデパートでもいいかな?』
まぁそんな約束はしてないが。
「ええいいですよ。」
でもデパートに用があるのは嘘じゃない。
『ありがとう!』
🐾🐾🐾🐾
「それじゃあ僕はこれで。」
『ここまでありがとう。それとあんまり敬語っぽいの私にはいいよ。私そういうの苦手なの。』
「善処はします。」
あんまりキャラを崩すつもりは無いらしいな。
まぁなんでもいいけど私は言ったからな!
「それと…」
レイの着ていていたブラウンのジャケットを私にかけた。
「まだまだ寒いので着たらいいと思いますよ。」
…ムカつくぐらい紳士だねレイ。
少し調子が狂うな。
『安室さんはいいの?』
「僕も体温は高い方ですので。」
私と一緒の言い訳使っちゃって。
『そっか。ありがとう、安室さん。』
そう言って私は車から出た。
『じゃあまたね、安室さん。』
私は降りた後目線を合わせるため屈んで手を振った後デパートのなかに入るのだった。
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時