116話 ページ37
私はレイの車に乗る。
そんな間にヒロは来たらしく(早)こちらに手を振ってきた。
優秀すぎるのも難とはこの事か。
「レシートの番号は車のナンバーだとおもいます。」
『わたしもそう思う。大尉の首輪が冷たかったから冷凍車の類かな。』
「しかし特殊な用途の場合車のナンバーの頭文字とは違う。そうなると宅配業者のクール便の可能性が高いかと。」
そうなんだぁ……
……長年生きてても知らない知識あるんだよ!(言い訳)
『ならそれを追うべきだね。大尉の首輪が冷たかった事からポアロから近い地点だと思うけど。』
「ここ付近の可能性は高いです。」
よし。探すぞー!
🐾🐾🐾🐾
……。なかなか1台の車を見つけるのは至難の業らしい。
「……そういえば大学卒業後の進路とかは考えてますか?」
急だね!?
『あんまり考えてないんですよねそれが。やりたいことが決まらなかったら大学院いってもいいとも思ってるんですよね。それか警察学校とか。ま。私が警察なんて柄じゃなさそうですけど。』
まぁ私警察みたいなものなんですけどね!!
でも柄じゃなさそうと言われるのは慣れっ子なのだ。
「そうですか?案外向いてそうですけど。」
『そうかな?』
案外マジそうなのが面白い。
私はつい笑ってしまう。
まぁ多分そういう要因にアキフミの姪という設定が入ってるからだろうな。
『でも案外向いてるかもしれませんね。』
「?」
『私体術は結構得意なんですよ。』
「へぇ。そうなんですか。」
まぁ筋肉がつかないのが悩みなんだけどね。
『……あ。あれじゃないですか?』
「静かに近づきますよ。」
りょーかい
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時