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115話 ページ36

『大尉。久しぶりだね。』

すると機嫌よく大尉は鳴いてくれる。

ご飯食べれるのがそんなに嬉しいのか。

先程店員さん…榎本さんに頼まれたので私は大尉のご飯をあげていた。

『でもどうしたのそのレシート。』

すると大尉は事を教えてくれる。

今まで冷たい車の中に子供たちといたと。

……その子供たちまさか少年探偵団の彼らじゃないよね?

もしかするとこれはコナンくんが誰かに伝えるための暗号?

『ちょっとごめん取らせてね……』

「どうかしたんですか?」

うわっ

『ビックリした!後ろから話しかけるのは無粋ですよ。』

「それはすいません。」

『レシートが引っかかってたので取り出したんですよ。』

「レシート?」

ほら、と私はレシートを見せる。

「corpse……?」

『え?』

私もレシートをみる。

Corpse。それは死体を意味するものだ。

……これは不味いかもしれない。

『私ちょっと行ってきます。』

多分下に書かれてる番号とかは車のナンバーとかだろう。

「ちょっと待ってください。危険ですよ。」

『……これを作った人の身の方が危険だよ。早くしないと助けを求めてる人が犯人に見つかるでしょ。』

「僕も行きます。」

『……シフトは?』

「松本さんに変わってもらいます^^」

こいつヒロに押し付ける気だ!

『……私一人でも大丈夫ですけど……』

「行かせてください。」

『…分かりました。はやく榎本さんに言ってきて下さい。』

「はい。言ってきたらすぐに車を回してくるので待っててください。先行ったらダメですよ!」

『はいはい。』

なんとも奇妙な探索隊が結成されてしまった。

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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時

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