107話 ページ28
……やっぱりこうか!!!!
別荘に運びコナンくんをお医者さんに見せて意識を取り戻すまでは良かったんだ。
そこからコナンの体調がどうとかで留まることになり冷やし中華をご馳走して貰ってしまったのだ⟵?!
そして石栗という小太りの男が部屋から出てこないと慌てだしたのだ。
ちなみに石栗さんという男はサークルのメンバーの一人だ。
どうやらラケットぶつけてきた彼女らはサークルの仲間とこの別荘地に来たらしい。
そして何故か丁度コナンのいた部屋のクーラーが壊れていて、コナンくんは例の石栗さんの部屋で休んでいるのだ。
なんで壊れてるの??
極めつけは2階から、何かが落ちるような音が響いた。
『……。』
やっぱりこうなるのね……
私達は階段を上り、コナン眠る石栗さんの部屋の前まで行く。
どうやら、鍵が閉まっていて、スペアの鍵も見当たらないらしい。
『私屋根登るの得意だから窓から様子見る?』
「確かにそっちの方がいいですよね。……じゃあ」
私たちが話し合っていると、安室さんが前に出た
「僕が鍵を開けましょうか?そういうの、割と得意なので」
何言ってんだコイツ。
私を真顔にさせるとはやるなレイ( '-')
この人警察関係者って隠す気ある?
え?私がおかしいの?だ、誰かこいつ大丈夫かという顔してる人は……
いない。
いやどうして???
え?怖いよ。だってピッキングだよ?そんなんできる人間なんて特殊なことしてる人しか居ないだろ!!!
もしかして最近のカフェ店員や私立探偵は誰でも出来る感じなの?
何それ怖っ!世も末だよ!
レイはどこから調達したのか針金を2本用意すると、それを鍵穴に差し込こんだ。
それは数分もかからない内に、ガチャっと音を立てて鍵が開いてしまった。
開いちゃったよ。開いちゃったよ!
「開いたようですね」
「すごい!安室さん!」
「まるで怪盗キッド!」
この子達誰かに洗脳されてない????
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時