104話 ページ25
「僕の勝ちですね。」
『……。』
……何故だ?私自分で言うけど運動神経はすっごいいいよ??
もうこれは……
『……安室さん人間じゃないな……?』
それ以外の何物でもないだろそれはもう
「失礼ですね人間ですよ。」
うわ聞こえてたんかい!!
でも私としては勝利だ。
サングラスは1ミリたりともズレてないからね。
私は勝負に負けたがレイには勝った(?)
「すごいです!安室さん!Aさん!」
全私が救われたよありがとう蘭ちゃん。
いつの間にか来た蘭ちゃんと園子ちゃんが駆け寄ってきてくれた。
「いやー、中学生のころ以来ですから、お恥ずかしい」
……あ?なんだコイツ。
これだからレイは!
自慢したげだね!?!?
「ジュニアの頃に優勝したらしいって、ポアロの店長に聞いて驚いきましたよ!」
「まぁ、その直後に肩を痛めてしまって、数は打てないんですけどね。でも、教えるだけなら支障はありませんから!」
痛めた、だと???これで?!
"まぁそれほどでもあるけどね。"
やっぱりあの子に似てるな。意地悪な所まで似なくてもいいよ君。
「でもAさんも結構できるのね。」
『えーそれ言っちゃう?でも私これが初めなんだよね。』
日本にテニス普及し始めた前の人間だからなぁ。
テレビでちらっと見たぐらい。
「初めてだったの?意外!」
『なのに安室さんは手厳しい〜』
「言ってくれれば手加減しましたよ。」
あははと私と安室さんは笑い合うのだった。
「(ひ、火花が散っている……)」
そんな私たちをコナンくんは呆れた顔で見ていた。
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時