103話 ページ24
『て、テニス?』
「そ!Aさん暇そうだしどう!?」
ひ、暇そうって言われた( °_° )
『いつ〜……?』
そんな暇そうに見えるかな……私これでも現場の清掃(?)とか下準備とか情報集めたりすごい忙しいんだよ????
そして園子ちゃんが言った日は本当に!!本当に丁度非番の日だったのだよ。
『行きます…暇じゃないけどたまたま……そうたまたま!!予定が空いてたから!!』
「おっけー。じゃあ毛利探偵事務所集合ねAさん。」
私本当は暇じゃないんだよ園子ちゃーーーーん!!!
🐾🐾🐾🐾
『……なぜこちらに?』
「蘭さんと園子さんに特訓手伝ってくれと言われまして……」
ええいお前さんは仕事しろーー!!!
『暇人仲間ですね……』
「……暇じゃないんですが……、」
それは私もだよ!!!!(泣)
お、落ち着けA!!そんな言葉で落ち込む私じゃないだろー!!
それにしてもテニスウェアってなんでこんなにミニスカなのさ……。
「蘭さんたちを待つまでラリーでもしてますか?」
『いーよ。たまには体動かさないといけないよね。』
レイたちがまだ所属部署が決まってなかった時はかなーり動いてたんだけどね。
「サングラス外されたらいかがですか?」
『あはは、べつに軽いラリーなら問題ないですよ。』
多分ムガ同様瞳を見られたら最後だ。
まだその時じゃないからバレるのは避けたい。
🐾🐾🐾🐾
『……。』
「……^^」
……こいつ。
意地でもサングラスを取らせる気らしい。
絶妙にサングラスをずらすショットを打っている。
そう私が大きく動けばズレる。
そこを狙うのだろう。
やっぱり意地悪なのは昔から変わらないらしい。
ほほーん?私はまだ忘れてないからな私をゲージの中に入れようとした事ォ!!
私はテニスのラケットを握り直した。
フフフ……甘いなレイ!!!
テニスは見たことしかないけど私の運動神経ナメるなよ!
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時