101話 ページ22
「Aさん推理逃しちゃったね。推理聞くの趣味って言ってなかった?」
『あー!そういえば……』
うわーんユキに体を売られたから!(語弊)
『……コナンくんのせいだからね。』
「え?」
『……はぁ。火事に爆発、そして殺人。てんこもりだったなぁ。何が来てももう驚かない気がする。』
「ハハハ……」
『君も哀ちゃんも無理しないでね。いつでも私を頼ってくれて構わないよ。哀ちゃんは寝てるから聞いてないか。』
「後で伝えておくよAさん。ありがとう。」
『いいんですよ。それにしても……』
私はちょいちょいとコナンくんを手招く。
「?」
『まさか君がユキの息子だとは思わなかったよ。』
「え!?」
『大丈夫。ユキとは知り合いなの。』
私はそう言って微笑むのだった。
「(Aさん何者……!?)」
そう見つめる視線は2つあった。
🐾🐾🐾🐾
『そろそろ組織を壊滅させなくちゃならないな。』
ミステリートレインから帰ってきた猫谷さんはそう呟くように言った。
「私も含めですが、この件は長年追っていてまだ組織の全貌が掴めてません。急ぐべきじゃないのでは?」
Aの瞳は静かに動き黒田管理官を捉えた。
『……あの組織の全貌が掴めないのはスポンサーがいるから。』
あの組織自体は大きい訳では無い。
「……その話聞いてませんよ。」
『聞かれなかったからね。……でもそのスポンサーかなーり厄介なんだ。』
「どう厄介なんですか?」
『警察も手出しができない……したくない連中……マフィアだよ。』
作者です。すみません作者マフィア大好き人間なのでこういう形になりました。ヤクザでもいいかなと思ってたんですけどやはり黒の組織は外国味が強めなのでマフィアを。同時進行でマフィアについても追ってけたらなと思います😙🫶
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時