【呪術廻戦】虎杖の子猫は吐血体質

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悠仁side









「ただいま〜！」









ゆっくり歩く先生はさておき、高専に戻って来てすぐ楽のことを見に行った。









部屋にいなかったから焦ったけど、雀がいたと楽が言っていたとこに行くと、木に上って雀以外の鳥とも戯れていた。









足音で気づいたのかこっちを向く。









『ゆーじ帰ってきた！！おかえり！！！』









「おう、ただいま！」









目を輝かせてジャンプして降りてきた楽を受け止め、地面に下ろしたあとハイタッチをする。









『あのねあのね、お兄ちゃんとお姉ちゃんとパンダさんに遊んでもらったの』









待ってパンダってなんだパンダって。









「ぬいぐるみ？」









『わかんない。でもふわふわだった。お喋りじょーず。』









パンダが喋んの！？
マジで？と問うとマジなのと返される。









…まいっか！(諦め)









「急にいなくなってごめんな。待ってる間体調悪くなったりしてないか？」









『大丈夫、と思う。今日は元気』









楽は自分の体をポンポンとしながら答えた。え何それ可愛い。






…ン"ン"ｯ









「腹減ったろ。食いにいこうぜ」









『うん！』









俺は楽を肩車して皆のところに向かった。









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記録―――2018年7月
　 西東京市 英集少年院
　 運動場上空






特級仮想怨霊(名称未定)
その呪胎を非術師数名の目視で確認
緊急事態のため高専一年生3名が派遣され









内1名 死亡

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