私の記憶の片隅に【被虐のノエル】

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警察騒ぎから3日後
やっと荷物がまとめ終えた。
ようやくこの場所からから移動ができる。
私は少ない荷物とてんちょーに渡す薬類を持って下に降りた。

一階ではてんちょーが相変わらず店の準備を済ませていた。
私はいつも通りキズぐすりと活性剤、それと少し前から売り出しているパワフル剤をてんちょーに渡した。
てんちょーは私の荷物を見てもう行っちゃうのだ？と言ってきた。
私はまた薬を置きに来るから大丈夫です。と伝えた。
てんちょーはそれを聞いて安心した雰囲気を出した。顔は見えないから雰囲気としか言いようがない。

私はてんちょーにまた会いましょうと手を振るとてんちょーも返してくれた。


旅立ったのはいいものの行く当てがない私はとりあえず昔の常連 ボマーのいた廃製鉄所に向かうことにした。

今 ボマーは捕まっているのだから廃製鉄所にはその手下達だけがいるのだろう。住居に関してはパイソンにでも聞けばいいだろうか？

そう考えながら私は市街地の外れの方にある廃製鉄所へと歩いて行った。

(これからパイソンと交渉がありますので、ナッツ類 特にピスタチオをお土産に買ったほうがいいのでしょうか？)

そんなことを考えながら。

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