【歌い手】今の私はホンモノ.....？part2

まふの過去 ページ24

まふまふside



僕はねいたって、貧乏でもないし金持ちでもない普通の家庭に生まれた


お母さんは優しいし、お父さんは仕事が休みの日にはいっぱい遊んでくれた


そんな家族が僕は大好きだった


でも、僕が小学生の時帰ってきたらリビングから話し声が聞こえてきたんだ


「私________よ！！あんな子可愛くもないわ！！」



「俺だって________さ！！仕事の邪魔になる！」



リビングに近づいていくと声がはっきりとしてきて


「だったら颯はどうするのよ」



「知らない、俺はここを出て行くからな」



『お、母さん、、、、、』



「颯、貴方はどっちと生きていきたい？」



どっちも選べないよ


どっちを選んだってどうせ、何もしてくれない


何なら、1人で生きた方がマシだと思った



『僕、1人で生きる！家事だってできるもん！』



「あら、そう、、、だったらお金はここに置いてくわね」



『わかった！バイバイ、、、！」



正直、悲しかった。寂しかった


1人のベットは何回も寝てるのに今日だけ寒く感じた


僕が高校生になった時


僕は歌い手というものにあった


やりたい！と思ったけど、それはお金を貯めてやろうとした


段々お金も貯まって、機材などを買った


それから、僕はそらるさんと会った


あ、現実じゃないよ？歌声ね


綺麗に歌う人だなと思ったよ、それから僕はそらるさんみたいな人になりたいって思った


それから、だんだんと人気になっていっていたところだった



僕は親友がいたの


大好きで、いつも一緒にいてくれた



でも、そんな生活は続かなかった



親友に僕が歌い手をやっていることがばれてしまった


秘密にしてたんだよね、そしたら「調子のんなよ、バカじゃねぇの？」


っていきなり殴られた、、、、


「親友のくせに何隠し事してんだよ、、、！」


ってね言われちゃった



それから、僕が寝ている時ドアをガチャガチャする音が聞こえてきて


怖いって思ってた時だった


いきなり、僕の寝室のドアが開いた


ものすごく怖くて見てみたら


僕の親友とその仲間がいた


パジャマのまま、外に放り出され殴られ、蹴られ、殴られの繰り返しだった


そんな時だった聞き覚えのある声がした


そらるさんだった、そらるさんは会ったことはないけど


声で僕だってわかったみたいで、親友たちを追っ払ってくれた


それから、そらるさんは「まふに危害を加えないこと」と約束してくれた


嬉しかった


、、、、

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