【歌い手】生き別れになっていた私達【96猫】 (ページ4)

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第2話お出掛けページ4

貴方side

ん.......

あれ？なんでお姉ちゃんと.....

あ、そっか、後々一緒に寝たんだった

こうやってお姉ちゃんの寝顔見るの久し振りだなぁ

今日はお姉ちゃんとお出掛けしようかな

新しい機材も買いたいし

お姉ちゃんが起きる前に朝ご飯つくろ！

、

私が今作っているのはお味噌汁
この味はお母さんが考えてくれて
これを作るたびにお母さんを思い出すなぁ

、

96「ふわぁ.....ん、おはよぉ」

貴「おはよう、ご飯出来てるよ」

96「おお！さすがわしの妹！」

貴「なにそれwあと今日用事ある？」

96「ないぞよ～、どっか行くの？」

貴「いや、買い物に行きたいから一緒に行こうかなぁって」

96「行く行く！食べたら用意するね！」

貴「うん、じゃあ私用意してくるね」

、

私が今着てるのはワンピースに薄いカーディガン

それとネックレス、これはお父さんに誕生日にもらったもの

肌身離さずいつもかけている

形見だから

、

貴「お姉ちゃん！用意出来た？」

96「出来た出来た！早く行こ！」

お姉ちゃんがなんか男っぽくなった気がする.....

爪だって黒いし、私もだけど

ピアスだって開けてるよ、チャラいよ

貴「お姉ちゃんチャラくなったね」

96「え？チャラい？」

貴「うん、なんかチャラい」

96「それがわしだ( *｀ω´)」

貴「そうなのねw」

96「そういえば何買うの？」

貴「機材買おうかな～って」

そういえばお姉ちゃんに歌い手のこと言ってないけど

大丈夫かな？

96「機材？なんの？」

貴「歌い手」

96「歌い手やってるの！？名前何？」

貴「空(くう)でーす」

96「96猫でーす」

貴「嘘......」

96「嘘やないよw帰ったら歌ってあげようか？」

貴「歌って！歌って！」

まさかあの96猫さんだったなんてな～！

これだったらいつでもコラボできるね！

貴「話してる間に着いたね」

96「おぉ！久し振りやな！」

貴「大阪でもあったでしょw」

そう、お姉ちゃんはお母さんと一緒に

お母さんの実家に帰ったのだ

それが大阪だった

でも、お父さんと私は東京に残った

それはお母さんは2人も付きっ切りで世話なんて出来ないから

お父さんは優しくて料理も出来たけど

お母さんに会えないのが、何より不満だった

お母さん元気にしてるかな.......

、、、
切ります！