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「痛い！痛い！アプロス、ストップ！！」
「拷問中だった？」
湯浴みと夕飯を済ませたA達の部屋を訪ねたのはホークスなどの20代ヒーロー達。
彼が目にしたのはペアで開脚前屈を行うAとMt.レディ。
食後の軽い運動をしようとAが提案した。
なお被害に遭っているのはMt.レディ。
耐えることができたのはミルコのみ。
「アプロス、一回終わろう！！一回終わろ！！」
『30秒耐える約束ですよ』
『はい十、九、八…』と余裕そうにカウントダウンをするA。
「アプロスの浴衣捲れてるから！！」
『え』
奥の手のように言葉を振り絞ったMt.レディ。
その言葉にパッと手を離したAは浴衣の裾をちゃんと直した。
男性方がいる中で足を見せるのはみっともないと正座になった。
『ホークス達はどうしました？』
「い…いや、このあとこっちの部屋でゲームしないかなって」
持参してきたテレビゲームをやらないかという誘いをしに来た。
「結構な人数でやれるからどう？」
「行く、私は行く」
Aのストレッチから逃げるためかMt.レディが率先して乗った。
他にも若手の人達もやりに行くと言っている。
「アプロスも行ってきな。
年下は先輩達の相手して良いとこ盗むものだし」
行くか考えていたAも先輩ヒーローの言葉で行くことにした。
彼らの部屋は隣にあり設備も変わらない。
ゲームを行う者達は大きいテレビの前に集い座った。
Mt.レディに警戒され距離を置かれてしまったが、今はやらない事を約束して彼女の隣に座らせてもらった。
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作者名：射歩 | 作成日時：2024年3月24日 14時
