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「広ーい！」
『広い…』
宿泊施設に着き、部屋に入るなりその広さに驚く女性ヒーロー一行。
ゆったり出来るような程よい光で包まれる空間に広いスペース、窓から外を見れば京都を見渡せる。
「…十分に動き回れないな」
「ミルコさん一言目にそれですか！？」
女性ヒーロー一同は一部屋、男性ヒーロー達は二部屋に別れての宿泊。
良質のプランを建ててもらっての最高の息抜き。
丁度良い時間帯なためA達は温泉に入った。
「はぁ〜〜、疲れが取れる〜〜。
って、アプロスめっちゃ子供みたい」
『私も清水坂でかなり歩いたので疲れたんです』
全員交えた浴槽内での女子会で、笑いながら何気ない会話を交わす。
「アプロスのデビューは羨ましいかったな〜」
『強盗と一騎打ちした戦いですか？』
「それの後！ホークスに事務所のスカウトされたやつ！」
ヴィロナが実家で叫んだやつ。
とAの頭の中で変換された。
「アプロスの戦闘スタイル見込むなら私が貰いたかったがな」
と、ミルコが少し不服そうな顔をする。
「若い女子にあんな早く目付けてちょっと引くところはあったかな…」
「いや、雄英体育祭のテレビ中継で知ったんじゃない？
アプロス優勝してたし」
「噛創A」
『あぁ、そういえば本名出ましたね』
今更体育祭で自分の情報が出ていたことに気づく。
優勝総舐めとまではいかなかったが堂々たる一位を飾れた。
懐かしいと感じながら学生時代以来の女子会を楽しんだ。
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作者名：射歩 | 作成日時：2024年3月24日 14時
