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2;仲良くしたいヒーロー ページ2
『(私の相棒 達は優秀だ)』
数ヶ月前にデビューを果たしたヒーロー『アプロス』。
今回受け負う仕事は、違法薬の取り締まり。
「内容は薬の入手をしようとした男を捕らえました。
事前に相手とビデオ連絡を取っていることからコヤツと体格が似ている
アプロスが変装して隙をついて我々が突入と言うシンプルもの。
アジトの特定は済んでおりますのでこれから向かうよ。
アプロス、キーマンだからちゃんと！」
『うん』
と言う打ち合わせを経て例のアジト付近へ向かう。
『(デビュー当初から…いや、学生時代から一緒にヒーローを志した彼女は私に着くことを選んでくれた。アナタの事務所でいいよ、ウチ)』
「用心な事に、奴らは仲間の証明としてこの悪趣味な上着をきて取引をしてるから…ゴメンねアプロス」
『ううん。大丈夫』
非売品であろう捕らえた男が着ていた革ジャンを着用してサングラスをかける。
「ネックレス服の中入れて！」
『はい』
「フード被る！」
『はい』
車のミラーに自分を映せば、自分じゃなくなっている。
そして、薬草の匂いか服には苦いような焦げたような腐臭が付いていた。
『(くさい…)』
袖を鼻のあてて匂いを嗅ぐと、ツンと刺激臭が鼻を突いた。
そんな事をしていると、チームアップを要請したプロヒーローが到着した。
『お忙しい中、協力の承認申し訳ありません。ベストジーニスト』
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作者名：射歩 | 作成日時：2024年3月24日 14時
