【wrwrd】騎士と愛【zm】 (ページ34)

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忠誠.34 ページ34

始まった瞬間防御した剣に重さがかかる

｢っ!お手柔らかにって言ったんですけどね!｣

｢受け止めてるやんけ!!｣

ギラギラとした目楽しそうに此方を見る

休んで鈍ってる上に力負けをするのは目に見えてるから…

｢っ!さすがやんなぁ!｣

剣の腹で力を受け流して横に薙ぎ払う

まあ下がって避けられたんだけど

｢これは手加減いらんやろ｣

｢これでも病み上がりなんですけどね｣

｢せやなっ!｣

っほんっとこの人達早いよな!?

当たるぎりぎりで避けて逆に足を引っ掛けようとするも躱された

何合も打ち合って時間ばかりが過ぎていく

ああもうやばい…楽しい…

皆と訓練した時だってあるけどここまで力のある人との打ち合いなんてそうそうない

思わず口角が上がり始める最中

ゾクッ

殺気を感じた

対面してるコネシマさん相手に使っていない片手で腰から持ち歩いていたマインゴーシュを引き抜き受け止める

その場にキィィンと金属音が鳴り響いた

｢俺も混ぜてや｣

｢シャオロンさん…｣

こちらも楽しそうに愉悦が滲んだ目をしながらこちらへ武器を振りかぶってきた

てか武器スコップですか…斬れ味良くしてたら人切れるし鈍器にも使える

武器として使うには多様性に溢れてるものだけど…えぇ…

｢なんや本物ありにするんか｣

｢まだ余裕ありそうやからなぁ

それにだんだん体動けるようになっとるしな｣

｢せめて主要武器も替えさせて欲しいんですけどね｣

｢構へん構へん｣

1度距離をとって体制を立て直す

邪魔になると思って主要武器は置いてたんだけど

ちらりと確認するとゾムさんが楽しそうにひらひらこちらへ手を振った

目線を向けると察してくれたのか私の武器をとって投げ渡してくれる

｢どーも｣

木刀をかわりに投げ返して自身の武器を受け取りそして改めて2人へと向き直った

いつの間にやらコネシマさんも真剣に替えてるし

｢それじゃあ続きしましょうか｣

.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:

結局一週間近く更新しないっていう…

皆様どうお過ごしでしょうか

作者の地域周辺いきなり気温が高くなり暑くなりました…エアコンって偉大ですね

調子良ければそんなに間を開けずに他にも更新したいですね

それではまたお会いしましょう