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道枝side
恭平が来てくれたおかげでAは何とか落ち着いてくれた。
けど、床に座り込んで泣き出してしまった。
恭平は何も言わずに、そんなAの背中をひたすら摩ってあげとる。
道枝「A、なんかあった？無理にとは言わんけど、話せるんやったら教えて欲しいな、、」
A「ﾋｯｸ、、ｸﾞｽ、、もう、、いやになった、、泣」
恭平「嫌になった、、？」
A「いつになったら、、ｸﾞｽっ、、治るの、泣」
道枝「A、、」
A「学校、、行きたい、、泣」
そりゃそうよな、中学生になってみんな楽しいこといっぱいしとるんに、、
自分は入院して学校にも行けてへんなんて辛いよな。
恭平「Aはよく頑張ってるで。」
A「っ、、泣」
恭平「Aホンマによう頑張ってる。偉い偉い。ちょっと疲れてもうたな？(撫」
そう言って恭平は優しくAを抱きしめた。
A「ｸﾞｽ、、ﾋｯｸ、、うわぁぁん！泣」
恭平「よしよし、頑張っとる頑張っとる(撫」
Aは溜めていたものを吐き出すように泣き出した。
道枝「A、、Aの病気は俺らと先生たちが絶対治す。」
恭平「みっちー、、」
道枝「A、何があっても絶対俺らはAの味方やから。泣きたい時は我慢せんでええよ。」
恭平「そうやで？いつでも胸貸したるから。」
道枝「恭平、何かチャラいねんけど笑」
恭平「は？ひどない！！？そんなつもりないねんけど、、笑」
A「ｸﾞｽっ、、ふっ笑」
道枝「あ、笑った、、」
恭平「やっぱりAは笑っとった方が可愛いで(撫」
道枝「だから何かチャラいねんな〜笑」
Aなりに色々抱えてたみたいやけど、俺らはみんなAの味方やし、力になるから。
これからも頑張っていこうな。
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作者名：らいおん♪
| 作成日時：2021年1月5日 19時
