なにわ男子病院のお姫様3【中学生編】 (ページ34)

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初めての産婦人科(高橋)○正門ページ34

藤原side

恭平「丈先生、Aなんすけど、ちょっといいっすか？」

時刻はもう夜中に近い、そんな時間に恭平が俺を呼びにきた。

藤原「Aなんかあったん？」

恭平「生理痛が酷いみたいで、、半端なく痛がってるんすけど、、」

藤原「生理、、？すぐ行くわ。」

恭平「お願いします。」

病室に入ると、顔を真っ白にして冷や汗を大量にかいたAの姿が。

藤原「A～大丈夫か、どこ痛い？」

A「はぁ、、っ、、あ、、泣」

出血量も酷いんか、シーツには大量の血が。

顔色も悪いし、貧血も起こしてるかもしらん。

藤原「これは、、酷いな、、とりあえず薬飲ましたって？」

恭平「了解っす、」

藤原「A、着替えとかは腹痛いん落ち着いてからでええから、まず薬飲み？」

A「っ、、はぁ、、((ｺｸﾝ」

出血量からしても、痛みからしてもちょっと心配やな。

恭平「A、ゆっくりでええから薬飲める？」

A「っ、、はぁ、、ごめ、、なさ、、泣」

恭平「だいじょーぶ、気にせんでええから(撫」

それから薬飲んでしばらく経ったら痛みも良くなったんか、着替えてすぐに眠りについてくれた。

藤原「生理終わったらでええから一回産婦人科で診てもらった方がええと思うねんな。」

恭平「確かに、、毎回こんな酷いと辛いっすよね」

藤原「来週あたり、正門で予約入れとくで連れてってくれる？多分本人嫌がるけど。」

恭平「うっす、絶対嫌がりますけど俺嫌われる覚悟出来てるっす笑」

産婦人科の医師で1番優しいであろう、正門良規。

多分アイツならAのペースに合わせてくれるやろうな。