なにわ男子病院のお姫様3【中学生編】 (ページ21)

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大西side

Aを探して1時間以上経った。

そんな遠くは行ってへんって思ってたけど、だいぶ遠くまで探しにきた。

道枝「流星くんっ、、！はぁ、、いましたか？」

大西「いや、、おらん、、」

道枝「俺、向こうの方探したんですけど、、」

大西「みっちー、この近くにバス停とかあったっけ？」

道枝「バス停、ですか？ちょっと待ってください。」

みっちーがすぐに近くのバス停を調べてくれた。

道枝「あ、ありました！こっから歩いて5分くらいです！」

大西「バス乗ったってのは考えられへん？」

道枝「い、、や、、あるかもしれないです。」

大西「とりあえず行くだけ行ってみる？」

道枝「はい！」

急いでバス停まで向かい、5分もかからないうちにバス停に着いた。

そこには、、

道枝「A！！！」

A「、、っ、、」

泣き腫らした顔のAが、バス停のベンチに座っていた。

大西「良かったぁ、、おった、、みっちーすぐ病院に連絡入れて？」

道枝「はい！」

大西「もう、心配したんやで、、？」

A「………」

大西「ほら、身体冷えてるやん。これ着て。」

自分の着ていたパーカーをAの肩にかける。

道枝「今、大橋先生が車で迎えにきてくれるみたいです。」

大西「そっか、ありがとう。」

道枝「もうA、心配させんなって、、ホンマに、、体調は？大丈夫？(撫」

A「っ、、うん、、涙」

Aは怒らないの？って聞きたそうやけど、どうせ後から先生たちにお説教されるやろうし、俺らは怒らんことにした。