なにわ男子病院のお姫様9【高校生編】 (ページ9)

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大橋side

麻酔も終わってベッドに横になろうとした時、Aの目からは大粒の涙が。

聴診でさえ嫌がるAやから、よう我慢しとったんやろな

大橋「どしたどした〜、怖くなってもうた？」

A「かえる、、けんさやだ、、泣」

大橋「そやな、怖いの我慢してここまで来てくれたもんなぁ、涙出てきちゃったな〜(撫」

A「んぅっ、、うぇぇん、、泣」

高校生になってから前みたいに甘えることが少なくなったA。

Aを抱きしめてあげて頭を撫でると、珍しく俺にしがみついてきて泣くもんやから丈くんも驚いとる。

まだまだ子どもでもええ年齢なんやし、こうやって甘えてもええのに。笑

藤原「大橋完全にママやん笑」

大橋「ええ〜じゃあ丈くんパパ？笑」

藤原「なんでやねん笑」

俺がAをあやす姿を見て丈くんがママやんって冗談を言ってきたんやけど、もはやAは泣きすぎて耳にも入っとらん、笑

そんな姿を見兼ねた丈くんが、

藤原「A〜、検査中リラックスできるお薬しよか？」

A「っ、、ｸﾞｽ、、涙」

藤原「Aが普段飲んどる薬の影響でちょっとだけしか入れられへんのやけど…どう？点滴頑張れそう？」

A「ん、、、」

ちょっと不安そうやったけど頷いてくれたA。

藤原「偉い偉い。出来るだけすぐ終われるようにするからな(撫」

大橋「じゃあベッドごろんして横向ける？大丈夫大丈夫、腕まくるで？」

藤原「ごめんな、ちくっとするで〜」

A「んっ、、涙」

大橋「おしまいやで、偉かったなぁ(撫」

点滴が終わってからしばらくしてAがぼーっとしてきたのを確認して検査を初めていく。

もうちょっとやから頑張ろな。