なにわ男子病院のお姫様9【高校生編】 (ページ6)

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大橋side

恭平「A、これ、、いつから吐いてるん？」

恭平の一言に固まるA。

大橋「とりあえず一回お部屋戻ろか？そこでお話ししよや、な？」

A「………」

病室に戻るまで口を開かず無表情やったA。病室に着いた途端、下向いて目に涙を溜めとる。

大橋「A、正直に答えて欲しい。いつから吐いてたん？」

A「わかんない、、でも、けっこうまえ、、」

大橋「なんで吐いちゃったん？」

A「わかんない、、けど、、痩せなきゃって思えてきて、、っ、、泣」

そこまで話すとAの目からは涙が溢れた。

大橋「そっかそっか、しんどかったやろ(撫」

A「っ、、ごめ、、なさいっ、、泣」

大橋「ん、分かってるよなAも。やったらあかんのにやっちゃって苦しかったよな、？」

A「うぇ、、ごめんなさい、、っ、泣」

大橋「よしよし、大丈夫大丈夫(撫」

俺は叱るんじゃなくてAを優しく抱きしめてあげる。

怒られると思ってたんか一瞬びっくりしとったけど、安心したみたいに泣き出した。

恭平「Aは全然太ってへんよ、A可愛いし。もっと自信持ち？」

A「ん、、っ、、泣」

恭平「こんなイケメンの俺が言うんやから。間違いないで。Aは可愛い。」

大橋「んー何やろ、めっちゃ腹立つ、はははは笑」

恭平「なんでっすか！笑」

そんな俺らのやり取りに少しだけ笑顔になるA。

大橋「多分さ、治すの大変かもしれんけどちょっとずつでええから一緒に治してこ？」

A「っ、、うん、、涙」

恭平「偉い偉い。頑張ろうな(撫」

そっからしばらくは吐いちゃったこともあったけど、ちゃんと食べれるようになった。

年頃がゆえに色々考えることあるんやろけど、俺らも毎回ちゃんと向き合ってあげなあかんな。