なにわ男子病院のお姫様9【高校生編】 (ページ24)

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咽頭炎(大橋、大西、道枝) ページ24

大西side

朝の回診の時間になって、大橋先生と一緒にAの病室に向かう。

大西「Aおはよ〜」

大橋「あれ？お顔真っ赤やん、お熱ある？」

A「ん、、のどいたい、泣」

大橋「喉痛いかぁ」

いつもに比べて真っ赤なほっぺやし、若干しんどそうな感じやったから熱を測ってもらうと、、

大西「見して？…37.6かぁ…微熱あるなぁ」

大橋「とりあえず胸の音聴かせてな？」

大西「ちょっとだけ服捲るな？」

A「っ、ごほっ、、」

Aの後ろに回って服を捲ると、後ろに体重かけてもたれてきたから、結構しんどいんやろなって思う。

大橋「ん、じゃあ次お口あーってしてな？」

A「ぁ、、」

大橋「奥まで見たいなぁ〜ちょっとペッタン使うで〜」

A「っ、うぇ、、泣」

大橋「ごめんごめん、嫌やったな(撫」

大橋先生が舌圧子を使うと明らかに嫌そうな顔をするA。

大橋「喉赤いなぁ〜インフルエンザ流行ってるし、A去年もかかってたやんな？」

大西「たしかに、ちょうど去年の今くらいですよね」

大橋「そやなぁ、検査だけしとこか〜？」

A「…しなくていい」

大橋「え〜でもお喉真っ赤やったで？お熱もあるし…大丈夫すぐ終わるからな？」

なんて話してる間に俺はインフルエンザの検査の用意をする。

ていうかA、大橋先生のことめっちゃ睨んでる。こわいこわい、笑