なにわ男子病院のお姫様9【高校生編】 (ページ17)

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藤原side

恭平から連絡をもらってAの病室に向かうと、謙杜と恭平、そして涙目のAの姿が。

藤原「A、大丈夫？今も腹痛い？」

A「いたい、、涙」

藤原「そか、ちょっとお腹見してもらえる？」

長尾「A、ベッド横なろか？……そうそう、軽く膝曲げるで？」

謙杜が触診しやすい体勢に促してくれる。

長尾「ちょっと服だけ捲らせてな？」

A「あっ、、やだ、、涙」

恭平「ん、大丈夫やで？痛いことせんからな(撫」

服をまくろうとした謙杜を阻止しようとしたAの手を、恭平が握ってさりげなく阻止。

藤原「ちょっとお腹押してくから痛かったら教えてな？」

A「……いたい…涙」

藤原「押すといたい感じ？それともずっと痛い？」

A「ずっといたい、、」

藤原「んー、若干張ってんな、、A便秘とかにはなってへん？」

A「……」

年頃の女の子にはデリケートな質問だったんか、一気に黙り始めた、、笑

長尾「A、聞いてる〜？笑」

藤原「最近ずっと出てへんかったりする？」

A「……ちがう…！丈せんせいきらい、、泣」

恭平「こーら、そんなこと言わへんの」

A「ん、、涙」

藤原「ごめんごめん、笑」

とりあえず触診した感じもそんな異常はないんよな、、

藤原「とりあえず、、念の為明日朝イチで検査しよか。」

A「なんでぇ、、涙」

藤原「何でって…笑 Aも腹痛いん続いとるし辛いやろ？」

A「ん、、、泣」

本人は嫌そうやけど何かの病気やったらあかんしな。

いちばん怖いのは、本人が明日やる検査が大腸カメラやって分かってへんこと、、笑

明日の朝、退勤前に謙杜と恭平にもサポート付いてもらお。